たかじんのそこまで言って委員会 2011年10月9日放送『石川知裕議員本人喚問』

今回は「そこまで疑って委員会　石川知裕議員本人喚問＆森羅万象あらゆる疑問を解明　スペシャル!!」

本人喚問第4弾　「小沢一郎は本当に『悪党』なのか？」徹底討論!!

出演: 石川知裕(衆議院議員）
インタビュー取材: 安倍晋三(元内閣総理大臣）

小沢一郎氏は本当に「悪党」だと思いますか？

パネラー	悪党だ or 悪党ではない	答え
桂ざこば	悪党に感じる	表に出てこないから
三宅久之	わからない	決めつけられない
筆坂秀世	悪党だ	力のある政治家はいつの時代も悪党と呼ばれる
森本敏	わからない	傲慢な政治家だと思う
宮嶋茂樹	悪党だ	地元岩手のために屁のつっぱりにもなってない
田嶋陽子	悪党ではない	政治家として実力があるのに“政治”をしてない
勝谷誠彦	悪党だ	日本史上
宮崎哲弥	わからない	会ったことがないし裁判もこれからだから

本人喚問第4弾は、以前以前小沢氏の秘書をやっていて、先日有罪判決を受けた（即日控訴）衆議院議員の石川知裕氏。　前回の本人喚問は「なんだかなぁ」って感じでしたが、今回は他の番組ではナカナカ見られないゲストっス！

悪党―小沢一郎に仕えて

作者: 石川知裕
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【著書：石川知裕】

1996年2月〜2005年7月　小沢一郎氏の秘書
2005年9月　衆院選挙落選
2007年　繰り上げ当選で衆議院議員に
2011年　禁固2年執行猶予3年（すぐ控訴）

巻末に小沢氏と師弟対談

岩手に原発がないのは小沢氏のおかげ（という都市伝説について）
東京で直下型地震が起きた場合に備えて政治都市と経済都市をわけるべき（遷都論）
人事を尽くして天命に遊ぶ　「復権への思い」

『悪党』という言葉は、もともとは悪口ではないんだそうで。　冒頭にそう言う話になって・・・企画がひっくり返ってもうてるよ（笑）

当委員会は、出演した議員は大抵当選*1　公判中に出たら有罪確定とのジンクスが！　おそらく今回もそうなるでしょうねぇ。

石川議員がしゃべっているのをちゃんと見たのは今回の委員会が初めてだったと思いますが、自分の主張はそれなりに*2ズバズバいうキャラのようですね。　森本氏が、石川氏が小沢氏の秘書だった時を指して「長く秘書にしてると突かれたくないところを突かれたんだろうなぁ」と言ってたように、あの感じで正論を言われると、言われた方が精神的に追いつめられていきそうな気もする（言われた方に後ろめたい気持ちがあるなら）。　まぁそれはともかく、石川氏本人が喋っているのを見て結構イメージが変わりましたが、「じゃあ、それまでの報道は何だったの？」と素朴な疑問。　無意味とまでは思わないけど、何か改善がいるような。

小沢氏の会見の「もっと勉強してから質問して。」のクダリを指して、勝谷氏が「記者が不勉強なのはそうだけど・・・」という話があったけど、森本氏が以前に小沢氏に安全保障関連のインタビューをしたときに似たようなことあったそうで、合わせて考えるなら森本氏が不勉強ってまうやん・・・　不勉強どうこうというより、小沢氏の議論下手とインタビューアのツッコミ力不足ってところ。

野田総理は本当に「無能」だと思いますか？

パネラー	無能だ or 無能ではない	答え
桂ざこば	無能ではない	見た目はまだいい
三宅久之	無能ではない	民主党の中ではという限定つきで
筆坂秀世	無能ではない	頭を下げることができるのは「したたか」
森本敏	無能ではない	判別するのは尚早
宮嶋茂樹	無能だ	もっとマトモな人事を
田嶋陽子	無能だ	有能な人間はセンセイ（官僚）から学んだことを応用する
勝谷誠彦	無能ではない	無節操
宮崎哲弥	無能だ	目標と現実の政策が食い違っている

野田政権の3原則

余計なことは言わない、やらない
派手なことはしない
突出しない

田嶋氏、元教員だったんだ？　大学のってこと？

2時間でいまがわかる！　放射能の真実！ (2時間でいまがわかる!)

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これらの疑問をどう思う？

スマートフォンは本当に『便利』なのか？

100円ライターは本当に『危険』なのか？

生肉は本当に『危険』なのか？

タイムマシンを作ることは本当に『可能』なのか？

パネラー		答え
桂ざこば	100円ライター	何が危険なのかわからない
三宅久之	100円ライター	子供のいる所に置いておく大人が悪い
筆坂秀世	100円ライター	ではマッチはどうなるのか
森本敏	ユッケは牛刺し	安全基準があいまい
宮嶋茂樹	スマートフォン	ワシは衛生端末自腹で買った
田嶋陽子	スマートフォン	将来使いたい（辞書・写真）
勝谷誠彦	スマートフォン	こんなものいるのか!?
宮崎哲弥	スマートフォン	電話として便利じゃないんじゃないか

「100円ライターを子供が使えない安全なものにする」ってことに反対のパネラーが何人かいましたが、勝谷氏の安全保障に対する発言を引用すれば、この方々は「保険に入らずに車運転するような連中」なんでしょう。　親がキチンと管理して子供の手の届かないところに置けばいいというのは確かにその通りですが、何かの拍子で子供の手に渡ったときのために火を点けられなくしておくことのどこがマズイんでしょうかね？　多くのコストをかけて今出回っている100円ライターを回収することまで必要とは思わないけど、これから出荷するものの安全性を高めておくくらいはしておこうヨ。　三宅氏は「道具は便利に作るもの。　使いにくくするのは本末転倒。」との発言をしてましたが、安全性を高めるというのも大事なのでは？

そう言えば、関係あるようなないような話ですが、「ハイブリッドカーや電気自動車が静かすぎて（歩行者が気付かず）危険なので、低速では走行音をだすように規制する*3」ってのは、三宅氏の言う本末転倒と合致しそうですねぇ。　安全性を確保すると言う意味では反対意見か。　歩行者が気付かないほどの走行音の無さって、普通に考えるとものすごいメリットなハズなんだけどねぇ。　だからと言って「歩行者に歩道を一歩も踏み出すな」とも強制できなさそうだし。　世は侭ならぬものよ。

食中毒が起こった後で「ユッケが280円なんてありえない！」といった後付批判がよくされていますねぇ。　同じような話を将来に活かすには、次のことに注目してみては？　「毎日朝4時半に起きて原稿用紙14枚のコラムを10時までに配信」なんてありえない！（笑）　情報の事実確認とかしてたら絶対不可能な仕事量だと思うんだけど・・・　内容知らないんであんまり批判するのもアレかな。

ディアスポラ

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「ニュートリノが光速を超えた!?」という話が昨今話題になってましたね。　これを受けて「光速より速いものはないとする特殊相対論と矛盾する！」という話に。　で、これに関して SF 作家の山本弘氏がこんな記事を書いてました：

「光より速いニュートリノ」をめぐる誤解・２

相対論が「光速度より遅い粒子を光速度以上に加速させる」ことと矛盾するけれど、「生成した時点で既に光速度より速い粒子（タキオン wikipedia:タキオン）が存在する」ことを排除していない、というのは以前から聞いたことはありましたが、上記の記事の説明は分かりやすいですね*4。　ただ、タキオンに対しても相対論が成り立っているなら、因果律を破らずにターディオン（光速未満の粒子、普通の粒子）と相互作用することができなくて*5、結局ニュートリノが弱いながらも通常の物質と相互作用することと矛盾してしまう気がしますが、どうなんでしょう？

そう言えば、かなり昔に読んだ本で、米軍かどっかの戦闘機で地球を一周して未来へのタイムトラベルが実際にできることを実験で証明したというのを読んだ気がしますが、ネットで検索してもイマイチ出てきませんね。　読んだ本はたしかブルーバックスだったと思いますが。　ちなみに、タイムトラベルをしたと言っても、地球を1周して1秒足らずだったか、1年に換算して1秒足らずだったか・・・とにかく実感できるようなものではなくて結構精密な時計を使った実験だったと思いますが。
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光速を超えた粒子を使えば過去に情報を送れるかも!?という話がありましたが、過去に情報を送れるなら、その情報を元に人体を再構築すればある意味、過去にタイムトラベルできたことにならんかね？　単なる心の持ち様かも知れないけど（笑）　もうちょっと現実的な実験で言う量子テレポーテーションってのは実際にこういう発想だったハズ。　量子テレポーテーションも光速以下のスピードで到達できない空間（空間的領域と言うんかね）へテレポートするって意味でタイムトラベルと大して変わらんね。　時間的領域の過去へ行く場合は量子タイムトラベルとでも言えばいいのか。