倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

インド人に負けたくない! 「2桁×1桁」編

インド人は「20×20」まで覚えてるそうですが(「99×99」までだっけ?)、日本人のみなさん、これに負けてちゃいけません! 「20×20」まで暗算で即答できるようになるのを目指しましょう!

今回は「2桁×1桁」(2桁は11〜19)の暗算の仕方を考えます。 やり方は下で載せたもの以外にもいろいろあるかも知れません。 自分にあった方法を試行錯誤で編み出しましょう。

2桁×1桁 早見表

2 3 4 5 6 7 8 9
11 11×2=22 11×3=33 11×4=44 11×5=55 11×6=66 11×7=77 11×8=88 11×9=99
12 12×2=24 12×3=36 12×4=48 12×5=60 12×6=72 12×7=84 12×8=96 12×9=108
13 13×2=26 13×3=39 13×4=52 13×5=65 13×6=78 13×7=91 13×8=104 13×9=117
14 14×2=28 14×3=42 14×4=56 14×5=70 14×6=84 14×7=98 14×8=112 14×9=126
15 15×2=30 15×3=45 15×4=60 15×5=75 15×6=90 15×7=105 15×8=120 15×9=135
16 16×2=32 16×3=48 16×4=64 16×5=80 16×6=96 16×7=112 16×8=128 16×9=144
17 17×2=34 17×3=51 17×4=68 17×5=85 17×6=102 17×7=119 17×8=136 17×9=153
18 18×2=36 18×3=54 18×4=72 18×5=90 18×6=108 18×7=126 18×8=144 18×9=162
19 19×2=38 19×3=57 19×4=76 19×5=95 19×6=114 19×7=133 19×8=152 19×9=171

計算方法の一覧。 この記事での「2桁」とは11〜19の数字のこととします。

  • マスターメソッド
  • 繰り上がりのないかけ算
  • 2桁×2
  • 2桁×9
  • 19×1桁
  • 2桁の偶数×1桁
  • 2桁×5
  • 15×1桁の偶数
  • 15×1桁

マスターメソッド


このやり方さえマスターすれば、上の表の計算は全て暗算でできます。

この方法の肝は、1○を(○+10)と分けて考えることです。

1○×△
=(○+10)×△
= ○×△+10×△
=答え

とします。 これだけでは分かりにくいかと思いますが、要は「1の位どうしをかけて、答えの10の位に1桁の数を足す」とします。

19×7
=63+70
=133

とします。

これ以降の計算方法は、「こんな方法もあるよ」程度のものです(20以上のかけ算に応用できるものもあるかと思いますが)。

繰り上がりのないかけ算


この場合は説明の必要はないでしょう。

  • 11×2=22
  • 11×3=33
  • 11×4=44
  • 11×5=55
  • 11×6=66
  • 11×7=77
  • 11×8=88
  • 11×9=99
  • 12×2=24
  • 12×3=26
  • 12×4=28
  • 13×2=26
  • 13×3=39

2桁×2


2倍の計算は、19までとは言わず、99くらいまでは即答できるようになっておきましょう。

  • 11×2=22
  • 12×2=24
  • 13×2=26
  • 14×2=28
  • 15×2=30
  • 16×2=32
  • 17×2=34
  • 18×2=36
  • 19×2=38

2桁×9


9=10-1を使います。

○○×9
=○○×(10-1)
=○○×10-○○
=答え

とします。 具体的には

13×9
=13×(10-1)
=130-13
=117

とします。 要は、13を10倍して13を引けば OK。

  • 11×9=110-11=99
  • 12×9=120-12=108
  • 13×9=130-13=117
  • 14×9=140-14=126
  • 15×9=150-15=135
  • 16×9=160-16=144
  • 17×9=170-17=153
  • 18×9=180-18=162
  • 19×9=190-19=171

19×1桁


19=20-1を使います。

19×○
=(20-1)×○
=20×○-○
=答え

とします。 具体的には

19×7
=(20-1)×7
=140-7
=133

とします。 要は、7を20倍して7を引けば OK。

  • 19×2=40-2=38
  • 19×3=60-3=57
  • 19×4=80-4=76
  • 19×5=100-5=95
  • 19×6=120-6=114
  • 19×7=140-7=133
  • 19×8=160-8=152
  • 19×9=180-9=171

2桁の偶数×1桁


2桁の偶数は2で割ると1桁になるので

○○×△
=2×◎×△
=2×◇
=答え

とします。 具体的には

18×7
=2×9×7
=2×63
=126

とします。 要は、9(=18÷2)×7 を2倍すれば OK。

12×3=2×18=36 14×3=2×21=42 16×3=2×24=48 18×3=2×27=54
12×4=2×24=48 14×4=2×28=56 16×4=2×32=64 18×4=2×36=72
12×5=2×30=60 14×5=2×35=70 16×5=2×40=80 18×5=2×45=90
12×6=2×36=72 14×6=2×42=84 16×6=2×48=96 18×6=2×54=108
12×7=2×42=84 14×7=2×49=98 16×7=2×56=112 18×7=2×63=126
12×8=2×48=96 14×8=2×56=112 16×8=2×64=128 18×8=2×72=144
12×9=2×54=108 14×9=2×63=126 16×9=2×72=144 18×9=2×81=162

2桁×5


「5をかける」のは「2で割って10をかける」のと同じというのを使います。

○○×5
=○○÷2×10
=◎◎×10
=答え

とします。 2桁の数字が奇数なら、2で割ったときに「.5」が出てきますが、大して難しくはないと思います。 嫌な場合は、先に10をかけてから2で割っても構いません。 計算方法を具体的に見てみると

17×5
=8.5×10
=85

とします。 要は、8.5(=17÷2)×10 をすれば OK。

  • 11×5=5.5×10=55
  • 12×5=6×10=60
  • 13×5=6.5×10=65
  • 14×5=7×10=70
  • 15×5=7.5×10=75
  • 16×5=8×10=80
  • 17×5=8.5×10=85
  • 18×5=9×10=90
  • 19×5=9.5×10=95

15×1桁の偶数


15は2倍すると30となって、実質的に1桁どうしのかけ算をすればいいことになります。

15×○
=15×2×◎
=30×◎
=答え

とします。 具体的には

15×6
=15×2×3
=30×3
=90

とします。 要は、30×3(=6÷2) をすれば OK。

  • 15×2=30
  • 15×4=30×2=60
  • 15×6=30×3=90
  • 15×8=30×4=120

15×1桁


15=5×3を使って、5のかけ算にします。

15×1桁
=5×3×1桁
=5×○
=答え

とします。 具体的には

15×7
=5×3×7
=5×21
=105

とします。 要は、3×7 を5倍すれば OK。

  • 15×3=5×9=45
  • 15×5=75
  • 15×7=5×21=105
  • 15×9=5×27=135

インド式かんたん計算法―1冊で頭がよくなる 大人も子どもも、楽しみながら「算数脳」になる! (知的生きかた文庫)

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