倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

禁書目録6

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈6〉 (電撃文庫)』読了。

シェリー=クロムウェルの動機やアレイスター、虚数学区など、これから始まる「科学側と魔術側の対決」の序章的な感じ。

風斬氷華(かざきりひょうか)、アニメに比べてかなり強い! 「虚数学区の鍵」ってんなら、それくらいできてくれなくては。 でも「私は化け物だから・・・」的なウジウジ加減にはチョットうんざりかも(インデックス風)。

ところで、禁書目録に出てくるキャラ、しゃべり方や思考回路が結構しっかりしたテーマに基づいて書かれているので、読みやすいというか、著者の方すごいなぁと尊敬。

白井黒子、「テレポートのとき11次元上での自分の座標を云々」との記述が。 「11次元」って超ひも理論やら超重力理論でのキーワード。 昔は4次元以外の残りの7次元は「コンパクト化」されて小さくなっている(10-35 m くらいだっけ?)とされてましたが(これって対称性の自発的破れの結果だっけ?)、最近は必ずしもそうなってなくても良いのでは?という説も出てきていて(ブレーン宇宙)、テレポートの理論構築にも使いやすくなってます。 「禁書目録」の世界ではどういう理論かは知りませんが。

目次(括弧内は拙者による直訳)

  • 序章  『舞台裏の表側
  • 第一章 『始業式』 Baby_Queen. (かわいいお姫さま)
  • 第二章 『放課後』 Break_Time. (休憩時間)
  • 第三章 『閉鎖化』 Battle_Cry. (鬨(とき)の声)
  • 第四章 『終止符』 Beast_Body,Human_Heart. (化物の体、人間の心)
  • 終章  『表舞台の裏側

裏表紙は『風斬氷華のコア (?)』。