『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)』読了。
今までの巻より50ページほど短かったので、案外早く読み終わりました。 本編の短さを埋めるためか、今まで登場したキャラの絵コンテ (?) が載せてありましたが、なかなかシブいですね。 今までの巻の本文で、服装等の個性的な描写がしばしば出てきていたので、原稿書く前に服装の細かな部分まで決めてあるんでしょうけど、マンガではなくノベルスでもやってるのはさすがですね(当たり前?)。 ミーシャク=クロイツェフあたりは大変そう。 さらに「超機動少女カナミン」までキチンと考えているとは。
今回のヒロインは「空間移動*1」能力を持つ白井黒子。 同系統の能力「座標移動*2」をもつ結標淡希とのバトル。 「力」を持った者の苦悩・葛藤や、「空間移動」vs「座標移動」など、個人的には結構気に入った巻。
ところで、万全の状態の「空間移動」や「座標移動」なら、「一方通行*3」ともまともに戦えそうな気がするのは拙者だけ?
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/01
- メディア: 文庫
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目次(括弧内は拙者による直訳)
- 序章 『五本の指の一本』 A_TOKIWA-DAI's_World. (常盤台の世界)
- 第一章 『彼女達の放課後』 After_School_of_Angels. (天使達の放課後)
- 第二章 『向き合う乙女達』 Space_and_Point. (空間と座標)
- 第三章 『残骸が秘める光』 "Remnant" (“残骸”)
- 第四章 『決着をつける者』 Break_or_Crash? (壊すか?壊れるか?)
- 終章 『それぞれの日々』 One_Place,One_Scene. (1つの場所、1つの光景)
裏表紙は『レムナント(シリコランダム)の入ったキャリーケース』。