IntelliJ IDEA 11 が Griffon をサポートしたヨ

最近 IntelliJ IDEA 11 がリリースがされて、Community Edition でも Griffon プロジェクトがサポートされたようなので、使ってみました。　まぁ、NetBeans の Griffon プラグインと同じような感じで、コマンドの実行などは IDE から griffon コマンドを呼び出してるだけっぽいです（「NetBeans7.0 に Griffon プラグインが出たようなので試してみる (2) ：プロジェクトの新規作成など」参照）。

今回は

Griffon プロジェクトの生成
Griffon プロジェクト専用のビュー
ツール

を見ていきます。

Griffon プロジェクトの生成

まずは Griffon プロジェクトを新規に生成する方法。　ほとんど通常の「プロジェクトの新規作成」と同じです。

メニュー ： 「File」 → 「New Project...」

「Griffon Application」を選択しましょう。

最初の実行では設定されてなかったかも知れません。
「Create」によって Griffon のインストール・フォルダを設定してください
後で変更可能です（「ツール」の箇所参照）。

「Run 'create-app'」を選択すると、「griffon create-app Xxxx」コマンドが実行されて Griffon プロジェクトが生成されます。

ちなみに、新規作成ではなく、既存の Griffon プロジェクトを IntelliJ IDEA 上に読み込むこともできますが、これは後日に。

Griffon プロジェクト専用のビュー

Griffon プロジェクトを開くと、エディタの左側に「Griffon View」が開かれ、Griffon 専用のビューが表示されます(models, views, controllers, config 以外のフォルダが表示されないのが悲しいところ。　特に charts フォルダなどがありません。　必要ならプロジェクト・ビューから見ることができますが。)。　また、ツールバーの「Run」ボタンは Griffon アプリケーションの run-app による起動に設定されます：

ちなみに、通常のプロジェクト・ビュー（呼び方あってる？）も表示可能です。

ツール

ざっと見たところでは、Griffon プロジェクト用に追加されたメニューは

「Tools」 → 「Griffon」→ 「Change SDK version」
「Tools」 → 「Griffon」→ 「Run Target」

です。

「Change SDK version」は Griffon のバージョンを変更します。　Griffon のバージョンを上げた場合、「griffon upgrade」コマンドを実行する必要がでてくると思います（試してませんが）。
「Run Target」はコマンドを指定して griffon コマンドを実行します。　コマンドのコンテンツ・アシストもサポートされているようです。