超ひも理論とはなにか―究極の理論が描く物質・重力・宇宙 (ブルーバックス)
- 作者: 竹内薫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/05/21
- メディア: 新書
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「超ひも理論ルネッサンス」以降の話は断片的にしか読んだことがなく、「ループ量子重力」はほとんど名前しか知らないような状況だったので、興味深く読めました。 「次元」の話で1章が割かれてたのも個人的にはハマりました。 最期のシメ「正確さとわかりやすさは不確定性の関係」ってのはチョット予想の付いたシメ(笑)
読書案内に載ってたリンクをメモっときます。 良くないけど、著者は省略。 リンク先を参照してください:
- Recent Developments in String Theory: From Perturbative Dualities to M-Theory
- Quantum States of Black Holes
- Quantum Gravity at the Planck Length
- M Theory: Uncertainty and Unification
- Monopoles, Duality, and String Theory
- Intersecting Brane Worlds -- A Path to the Standard Model ?
- How far are we from the quantum theory of gravity?
- Quantum Geometry and Gravity: Recent Advances
- A Correspondence Between Supersymmetric Yang-Mills and Supergravity Theories
一年は、なぜ年々速くなるのか (青春新書INTELLIGENCE)
- 作者: 竹内薫
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2008/11/05
- メディア: 新書
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意識の持続時間が3〜5秒ってのはナカナカ興味深い。 実験も含めて。 「意識」というよく分からないものを解明していくキッカケになっていくかも。
時間を長く感じる、短く感じるってのは、短期記憶と長期記憶で振るまいが逆になるというのが結論かな?
現在として感じている時間は短期記憶。 やることがたくさんあれば処理しきれなくて時間が足らないと感じる → 時間が短く感じられる。 過去として思い出す時間は長期記憶。 長期記憶として残るのは印象が強かったものだけなので、平坦な日常を送っていると長期記憶が残らない → 時間が短く感じられる。 ってことでいいのかな?
離散数学「数え上げ理論」―「おみやげの配り方」から「Nクイーン問題」まで (ブルーバックス)
- 作者: 野崎昭弘
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/11/21
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この本、結構読みやすかったですね。 1章は高校生くらいで充分(何とか?)理解できるように書かれていたので、高校生にオススメ。 第2章は結構難易度が上がってます。 「包除原理」で完全順列、「差分方程式」で漸化式の解、「母関数」で自然数の和の公式が説明されてました。 個人的には母関数の例や使い方をもう少し書いて置いて欲しかったですね。