倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

そこまで言って委員会 5.11

三宅久之氏は風邪のためにお休み。 代わり(?)に屋山太郎(ややまたろう)氏がいらしてました。 『TV タックル』の VTR と『月刊 WiLL』の記事の印象しかなく、討論しているのを見たのは初でした。

胡錦涛国家主席来日 あなたが名前をつけるなら「どんな旅」?

パネラー 答え
桂ざこば オリンピックよろしく旅
屋山太郎 友好強要の旅
国定浩一 五輪来てね旅
花田紀凱 ニコペコの旅
山本太郎 そして季節をめぐる旅
南美希子 微笑で糊塗する旅
勝谷誠彦 薄氷を踏む旅
宮崎哲弥 外の風の冷たさを知る旅

糊塗(こと)・・・うわべだけ取り繕うこと。

導入 VTR 中に「日本の弱腰外交もさることながら、中国政府はなぜ世界を味方につける行動をとらないのか?」というのがありました。 拙者も素朴にそう思いますね。 相手が個人なら「いい加減大人になりなさい」と言いたくなりますね。

その一方で、外交なんて相手の善意に任せてたらどんどん立場が悪くなっていくのは目に見えている(というか実際そうなってる)ので、ある程度のしたたかさが必要なのも確か。 毒餃子事件も、製造過程で毒物が混入したとしか考えられなくても、「中国で混入」って事だけをガンガン報道すれば中国が感情的に反発するのは分かりそうなもの(つーか、中国でなくても反応は似たようなものになりそうな気もする)。 政府がヘボいのか、マスコミ報道が単細胞なのか・・・

勝谷氏が毒餃子事件を踏まえて、「今度来るパンダに萊萊(ミンミン)と点天(テンテン)という、大阪の餃子屋の名前をつけろ」と皮肉を言ってました。 もしこの名前をつけたら、餃子屋の方はどんな反応をするんでしょう? 訴えるかなぁ、それとも良い宣伝だと思う? ちなみに、前日放送の「朝パラ」では、餃子を「ジャオズ」ということから、「ジャオジャオ」と「ズーズー」と名付けよとも言ってました。 かわいくねー(笑)

孔子の直系第75代目だという孔健(こうけん)氏との討論を聞いていると、胡錦涛国家主席個人は日本人にとって“話のできる相手”だけど、共産党や中国全体は彼の手に負えていないという感じですね。

ざこば氏の話で、「中国人はギャンブルで自分でやらずにツキのある人へ付き、さらに口出しまでしてくる一方、日本人はルールを遵守する」ってのがありました。 これは国民の性格が良く反映されてますねぇ。 中国人は中華思想というか、「自分良ければ全て良し」的な考えと、権利・権限の意識の薄さが感じられます。 一方、日本人はルールを遵守する性向がある反面、ルール(法律)の改正にものすごく抵抗がある。 これはこれで問題があるように思いますが。

理解できない「中国」への疑問は?

パネラー 答え
桂ざこば 自分さえ良ければそれで良いの?
屋山太郎 「死不認錯」の人達に「日本」が理解できますか?
国定浩一 大体、分かる・・・
花田紀凱 なぜあんなにジコチューなのか?
山本太郎 餃子の内容物が違う
南美希子 日本の援助に感謝の気持ちは?
勝谷誠彦 孔子でも直せなかったのに数千年を経て直るのか?
宮崎哲弥 中国にとって人権とは何だ?

死不認錯・・・死んでもあやまらない

メディアが日本を悪くしている?

パネラー 悪い or 悪くない 答え
桂ざこば 悪い 視聴率至上主義のせい
屋山太郎 悪い “反権力=正義”と錯覚している
国定浩一 悪くない マスコミ頑張れ!!
花田紀凱 悪い 特に朝日新聞
山本太郎 悪くない 視聴者がチョイスできるから
南美希子 悪い 善玉・悪玉論争を加熱させている
勝谷誠彦 悪い 嘘をつくな!
宮崎哲弥 悪くない そんな力は持ってない

ニュースはどのチャンネルつけても同じものをやっている」って批判をよく聞きますが、それなりに大きい事件が起これば、ニュース番組ならそれを報道するのは当たり前かと。 100%全く同じってのは問題だけど、変えようと思って変えられるところも全部じゃないと思うんですよね。 そういう場合はコメンテータで色を出していくしかないでしょう。 例えば北朝鮮問題のニュースなら、重村さんが出てるチャンネルをどうしても観てしまう。 ってことで、委員会の皆さんがコメンテータとして番組に色をつけていけば良いんじゃないでしょうか?

「産経新聞と朝日新聞を読めばいい」ってな話がありましたが、一般人がそんなに時間あるのかなぁ? 隅から隅まで全部読み比べろってことではないと思うけど。 個人の興味あることが新聞と縁遠い場合が多いので、拙者が単に新聞を毛嫌いしてるだけなのかなぁ・・・

日本のメディアは今後どうしていったらいい?

パネラー 答え
桂ざこば 素人記者を使え!
屋山太郎 メディア同士の批判を堂々と!
国定浩一 出る奴選べ!
花田紀凱 小さくなれ!
山本太郎 各自、考えるべし
南美希子 ガンバレ新聞!!
勝谷誠彦 顔の見える「個」の発信力を高めよ
宮崎哲弥 TVは“ピーク”が過ぎた事を認識して・・・

メディアは結構まじめに考えないと、地デジ完全移行と共に偉いことになりそうな気が・・・

あなたの「喧嘩」を教えてください

パネラー 答え
桂ざこば もうケンカしない
屋山太郎 福田赳夫元首相が過激派と殺人犯に・・・
国定浩一 やる時はやります。
花田紀凱 ある時、電車で・・・
山本太郎 学生時代、20人と・・・
南美希子 上司と・・・
勝谷誠彦 「至道無難、唯権揀択」
宮崎哲弥 ABCの番組審議会と・・・

至道無難唯揀択(しどうぶなん ゆいけんけんじゃく)・・・好き嫌いすんな

屋山氏は一見穏健そうに見えて、「暴力信仰」がどうしても抜けないとか・・・

宮崎氏、「ムーブ!」でも2回ほど聞きましたが、ABC 番組審議会の審議についての反論を述べてました。 そこで紹介された審議意見の要旨はこちら。 よくみると、審議委員の欄に「そこまで言って委員会」によく出てらっしゃる村田晃嗣氏の名前が。 今日出演してらっしゃらなかったのが残念(笑)

それはともかく、「コメンテータの人選を考えるべきだ」と書いてあるワリには、宮崎氏をコメンテータから外す気配もないそうで。 審議委員会はあくまで“提言”をするだけ? それとも、番組製作サイドが上からの圧力に抵抗してるとか?

審議委員の中に弁護士がいるってのを見て「死刑廃止運動家?」と勘ぐってしまうのは、光市母子殺害事件の差し戻し審のせいでしょう・・・*1

*1:この審議委員にいる弁護士が実際に死刑廃止運動家といっているわけではありませんので。