『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈19〉 (電撃文庫)』読了。
今回は15巻に続く『科学サイド』のお話。 上条当麻、出番無し。 名前が数度出てきただけ・・・
最初登場したときは完全な脇役だと思っていた浜面仕上(はまづらしあげ)が、矢鱈活躍。 なんか、今後もそれなりに重要な役割を演じそう。 まぁ、このシリーズには珍しく、滝壺理后(たきつぼりこう)と恋愛が成就しているので、ハッピーエンドを期待しておこう。
最後の方で、またまたキーとなる登場人(?)物「エイワス」登場。 15巻でレベル6への階段を踏み出した一方通行でしたが歯が立たず。 まぁ、そんなもんか。 そういえば、ヒューズ=カザキリはどうなってしまうのでしょう? あと、レベル5の皆様方のなれの果てがチョイと可愛そう。 「未元物質」さんも生命活動はしているようですが、生きているといっていいのか・・・
そういえば、テクパトルが使ってた魔道書の原典『暦石』。 海原は『月のウサギ』の記述がどうとかいってたけど、中米って月の模様を「ウサギ」と見ているのかなぁ? 「ウサギ」だと思っているのは日本だけなんじゃん?
この巻の終わり方からしてそろそろ「禁書目録シリーズ」もクライマックスかな? 次回、今度こそロシア編(だよね?)
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 文庫
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目次(括弧内は拙者による直訳)
- 序章 『悪党の退屈なやりとり』 Key_Shop. (鍵屋)
- 第一章 『善意ぐらい信じている』 Dark_Hero. (ダークーヒーロー)
- 第二章 『単純かつ複雑な問題点』 V.S._Calamity. (対災厄)
- 第三章 『破滅はさらに道を開く』 Battle_to_Die. (死への戦い)
- 第四章 『地獄へ誘う二つの怪物』 Dragon(Angel). (ドラゴン(天使))
- 終章 『悲劇では終わらせない』 Brave_in_Hand. (手の平の勇気)
裏表紙は『魔道書の原典『暦石(こよみいし)』』。