IntelliJ IDEA をアップグレードしたら La Clojure が動かなくなったのでちょっと放置気味でしたが、気を取り直して La Clojure 最後の記事を。 La Clojure で設定できる項目と、IDEA 上で REPL を使う方法を見ていきます。
設定可能項目
IntelliJ IDEA で設定したいときにとりあえず開く「Settngs」*1で、La Clojure によって追加された項目を見てみましょう。 「Settings」を開くには
メニュー : File → Settings
とします。 「Settings」には項目の検索機能がついているので(左上)、「clojure」で検索すると設定可能な項目が出てきます。
例えば「Project Settings」の Clojure にある「Rainbow parentheses」にチェックを入れてみると・・・
エディタで Clojure コードを開くと以下のように括弧が虹色で表示されるようになります:
ちなみにコードは『プログラミングClojure』より。
REPL を使う
La Clojure をインストールしておくと、IDEA 上で REPL (read-eval-print loop) を使うことができます。 まずは起動から。
REPL を起動
REPL は以下のようにして起動することができます:
メニュー : Tools → Start Clojure Console
起動すると、画面下部に実行コンソールが表示されます。 通常の REPL と同じように「user=>」の後にコードを書いていきます。
REPL で実行
REPL を起動すると普通にコードを入力して実行していけばいいんですが、Clojure プロジェクトにソースとして書いたコードを REPL 上で実行したい時があります。 そういう場合には対象となるファイルをエディタで開いてフォーカスをあて*2
メニュー : Tools → Clojure REPL
でいくつかの操作が行えます:
選択可能な操作は
- Load file to REPL・・・選択されているファイルを REPL に読み込む
- Run selected text in REPL・・・(テキストが選択されている前提で)選択されたテキストを REPL で実行する
- Execute last S-expression in REPL
- Run Top S-expression in REPL
です。 後半2つは S-expression というものに関連してるようですが、初心者の拙者には S-expression がよくわからんのでスルー。 S-expression は Lisp に始まる伝統的な何かのようですな(S-expression)。
Editor
「Tools」以外に Clojure 関連のメニューが追加されてるのは「Editor」あたりのようです。
選択可能な操作には以下のようなものがあります
- Barf Backwards
- Barf Forwards
- Slurp Backwards
- Slurp Forwards
- Splice S-expression
が、機能は試してませぇん。
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