今回は『今のテレビはこのままで委員会 「地上デジタル放送」完全移行記念! キレイな画像でテレビを考える!スペシャル!!』
O.A. 日は、まさに地デジに移行するその日ではありませんか!ってことで、テーマは「テレビ」。 レギュラー出演者の「テレビとの関わり」や「テレビに対する思い」を語る回。 ゲストは、放送行政関連のテーマをするときには外せない2人:
やしき委員長が若い頃に出ていた CM なども流されてましたが、今の方が若く見えるねぇ〜。
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地デジ化されたことによって、その気になれば「視聴率調査」どころか、「全視聴者数」、「全録画数」なども調査できるそうで。 こういったきめ細やかな調査ができるようになると、スポンサーがシビアな判断をするようになって、潰れる番組が多くなる・・・という予想をしてる人がいたけど、さぁどうなるんでしょう。 こういった厳密な視聴者数とかはネット番組なら当たり前ではあるんでしょうけど。
「今、テレビに思うこと」
パネラー | 答え |
---|---|
桂ざこば | 「昔のテレビのスタッフはむちゃくちゃ熱かった」 |
三宅久之 | 「ラーメン特集」や「スイーツ特集」あれはニュースの自殺行為だ |
山口もえ | 子供に見せたい番組見せたくない番組とか考えなくていいと思う |
田嶋陽子 | 「テレビに出る」ということは「たった1人の運動」 |
勝谷誠彦 | 「朝まで生テレビ」もプロレスになっちゃう |
宮崎哲弥 | いまのテレビ局は「テレビの公共性」をはき違えていないか |
辛坊治郎 | 人間のクオリティが下がれば必ずテレビのクオリティも下がる |
田中角栄元総理、大蔵大臣時代に「大蔵大臣アワー」っていう自分の番組を作ってたとか。 すげぇ。 ただ、3ヶ月で終わったそうだけど。 今でも「ニコ動」で何人かの政治家が番組をやってますが、大臣じゃないしねぇ。
「松本前復興相の暴言報道」に関して、辛坊副委員長と田原総一朗氏が論争・・・ ちょくちょくあるけど、MC の副委員長が自己の主張でパネラーと論争って、普通の討論番組にないよね(笑) これは直すべきなのか、この番組の良さと思って成り行きに任せるべきなのか・・・ ただ、番組進行に支障を来すのはヨロシクないかな。
田嶋陽子氏のテレビ初出演は「NHK テレビ 英語会話II」! 意外ッス。 ちなみに、山口もえさんはフランス語講座に出てましたね。 で、田嶋氏、『笑っていいとも!』に出たら指導教官から破門されたそうで。 でも、この頃の田嶋氏は「フェミニズムのキチンとした考え方を世に広めるべし」という使命感で充ち満ちていたとか。
ざこば師匠の「ウィークエンダー」漫談、面白ス。 むかしはみんなメチャクチャだったのね(笑)
辛坊副委員長の新たな予言が。
インターネット番組がお金をかけた時に優秀な人材を奪われてしまう
東京のテレビ局はものすごく待遇が悪くなっていて、優秀な人間がまず入ってこない職業になってきているとのこと。 いつの間にやら、関東TV局労働者の平均賃金が関西のものよりもずっと少なくなってるそうで。 へぇ〜。 『ズームイン!SUPER』で共演していた羽鳥慎一氏や西尾由佳理氏がフリーになったのも待遇の悪化が原因だと『す・またん』にて推測してました(実際のトコロはどうか知りませんが)。 テレビは、「ステータスが高くなる」 ⇒ 「コンプライアンスも高くなる」 ⇒ 「面白くなくなる」 という、まぁ、自然な成り行きに従った(?)成長・衰退を辿ってるってことのようですね。 行き着くところは官僚組織に似たような組織。 他の国でもそうなのかな?
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三宅氏、池田氏とそのブログをベタ褒め。 ちょっと意外な感じ。 たしかに考え方の方向性は違ってはないけど。 というか、三宅氏が人のブログをチェックしてることに違和感を感じてるのかも(笑)
消耗(×しょうもう ○しょうこう)
宮崎氏、「テレビは“公共性”をはき違えている」! 「どこからもクレームが来ない、どこからも議論をされない、ということを“公共性”だという風にメディアが考えるとすると、これは違うだろう」ちゅうことだそうです。 「一石を投じること、波紋を広げていくこと」が、長い目で見れば“公共性”というものに結びつくのだ!! 三宅氏に言わせると、「タブーを作るな!」ってことだそう。 東京のメディアは、識者に意見を求める前に筋書きを作っておく・・・! 意味ねぇ〜。 政府の有識者会議とかと同じようなもんか。
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この委員会は子供に見せてもいい番組? まぁ内容は分からないだろうけど、さっきまで口げんかのようにガンガン言い合いしてた2人(まぁ、三宅氏と田嶋氏・・・)が、少し時間が経つと褒め合ってたりなんかしてると、子供が混乱するヨ。