冒頭トーク
やしき委員長と辛坊副委員長、そろって「iPad2, iPhone4、今までのケースが合わない」と不平・不満。 そんな高いもんじゃなし買い換えようよ!と思う反面、どこか阿漕な商売のニオイもする。
今月の視聴者プレゼントは「世の中で一番高いシャンプー」 『IVANKA Bubble in』 300ml で ¥52,500!(税込) 2本で10万越え! 辛坊副委員長、中身落っことして弁償か!?と言う一面も(笑) あそこまで焦った委員長、副委員長、ナカナカ見られない。
中身飛んでます・・・
武田邦彦教授、日本の原発行政を語る!
「そこまで言って委員会」でおなじみの武田邦彦教授。 環境問題関連での出演が主だけど、専門は原子力。
- 内閣府・原子力委員会
- 内閣府原子力安全委員会
- 某民間企業のウラン濃縮研究所元所長
と言った役職も経験されてたとのこと。 本人曰く、“安全な原子力”推進派。
武田教授の基本的な主張は「原子力は技術的には安全だが原子力を危険にしているのは“人災”。 立地・運転・耐震技術に“政治”や“利権”が入り込んでいる!」ということ。 これは原子力に反対している人にとっても同意できる主張じゃん?*1
“人災”になりかねない原発行政として浜丘原発が挙げられていて、この原発が東海地震の想定震源域(気象庁発表)の真上に建ってるって絶句するような現状を指摘。 なんでこんなことになるのかねぇ。
他にも、2007年新潟県中越沖地震でおきた柏崎刈羽原発のトラブルや昨今名前が知られるようになった経済産業省“原子力安全・保安院”の呆れた実態などにも言及。 どれも「お役所仕事」、「事なかれ主義」の弊害で、他の分野・省庁でも似たような話を聞くけど、それが原子力行政のようなところまで入り込んでるって現状には辟易(とかいってる場合じゃないか)。
ところで、ナイナイ岡村さんが「何長官か知りませんけど、ああいう時だけ作業着着るの、気持ち悪いんですよ」って言ってたそうだけど、“保安院”の人間が、基本は役人(経済産業省)なのに作業着着てるだけで「現場側の人間」ってイメージを与えるのがイケスカナい。
話は変わって、昔聴いた話で「(γ線の)高強度レーザーによって核融合反応を起こしてエネルギーを取り出す」という高強度レーザー核融合の研究ってのがあった*2 *3。 この技術では複数の高強度レーザーを高い精度で一点に集めて核融合反応を起こすもので、利点の1つとして(地震などによって)装置に不具合を来すと核融合反応が起きない(起こせない)ようになる、というのが挙げられてた。 これって結構重要なことで、「絶妙なバランスの上でのみ装置が稼働し、少しでも不具合があると装置全体が動かなくなる」ってのが危機管理上は扱いやすい。 一方で、現在の原発は制御装置・抑制装置がそういう風になっていて、それが稼働しなくなると原子炉が暴走する(今回、原子炉自体はきちんと停止したけどネ)。 この設計思想の違いは、核融合反応(一般に反応を起こすのが大変)と核分裂反応(核種によってはほっといても反応が起きる)という反応の種類に依拠してるところもあるだろうけど、地震大国の日本で原子力を扱っていくなら、目指していくべきものではないかと。
レーザー核融合―21世紀エネルギーへの挑戦 (大阪大学新世紀セミナー)
- 作者: 中井貞雄,大阪大学創立70周年記念出版実行委員会
- 出版社/メーカー: 大阪大学出版会
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
小室哲哉登場! (前半)
小室哲哉氏、スタジオ登場。 最近動いてるのを見たのは久しぶりな気がするけど、なんだかんだで全然変わってない感じ。
やしき委員長と小室氏の初対面は「東京で開かれたやしき委員長の誕生会」だったって話は今まで何度かあったけど、改めて事の顛末を振り返ってて、生歌を披露してたなんて話も*4。
音楽の話も結構されていて、「小室哲哉氏の曲のテイストと合うのか?」とか「作曲の前に秋元康が曲のテーマを送ってきたとか*5」とかいった話も。 委員長、(初対面で)酔ってるときに言ってたことを全く覚えてなかったらしいけど、音楽のことはシラフでも言ってることが同じだそうで、さすがプロ。 加えて、飲んでいても声は出る・・・むしろ飲んだ方が声が出るだって? プロを越えて「音楽体質」ダネ。
小室氏がデモテープを持ってきていて、『その時の空』に続く活動も進んでる模様。 今年中には作品がリリースされるっぽい。
Digitalian is eating breakfast 2
- アーティスト: 小室哲哉
- 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング
- 発売日: 2011/05/04
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 78回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
- アーティスト: フランク・シナトラ
- 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
- 発売日: 1997/08/25
- メディア: CD
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
三宅久之の餌食になったアイドル席の悲劇!!
先月のやしき委員長のリクエストで、三宅氏に怒鳴られたアイドル席のパネラーさん方の特集が組まれていた。 スタッフによると、過去にさかのぼれば止めどなくそういう映像が出てくるので、今回の VTR はかなり掻い摘んだもののよう。
安田美沙子さんは「しっかり言わないとボロクソ言うぞ!」と恫喝にも近い怒鳴りを受け、後で楽屋にて泣いたとか泣いてないとか・・・ VTR では、山口もえさんには優しいってことになってましたが、今年か去年あたりに「分かんないんだから黙ってなさい!」なんて言われてたことがあったのを記憶してますが。 このあたりは分け隔てない感じ(笑)
来月にも「被害者の会」が結成されるそうで。 ただ傷をなめ合うだけで終わりそうな気もするけど。
次の委員長のリクエストは「田嶋陽子のイシメられ集」。 特に見たくはないけど・・・
ロバート・ゲラー教授、東北・関東大震災を語る!
この番組で度々話題に上るロバート・ゲラー教授に対して、本職の地震についてインタビュー。 ゲラー教授は「地震学者は今回の地震について“想定外”だったことを繰り返し言ってるが、“想定外”と言うべきではない」と主張。 その根拠は
- 環太平洋で、この60年間に5回もマグニチュード9以上の地震が起きている!
- マスコミに出ている地震学者が“想定外”というのは、原発建設のコストダウン
- 貞観11年(西暦869年)に大地震、大津波が起きている
など。 原発の建設業者(審議会だっけ?)がコストダウンのために“想定”のマグニチュードを低くする地震学者を選んで想定させているそうで、それが本当ならこれも人災の範疇ってことに。 こういったことは関西でも無縁ではないようで、神戸空港の想定震度は本来7であるはずが、審議会が建設費用を抑えたいために想定震度6になってしまったんだと。
番組中でゲラー教授が使っていた、環太平洋で起こっているマグニチュード9以上の地震分布の図:
これを見てると、次はアメリカ西海岸あたりが・・・
小室哲哉登場! (後半)
辛坊副委員長、ドラムをやってたらしい。 手足をドタバタと・・・ そう言えば「すまた・ん」でチャリティーコンサートするんだっけ? そのうち、そのときの腕前が放送されるでしょうね。 ちょっと楽しみでもある。 ただ、小室氏の前でそれを言ってたのは、あわよくば作曲してもらって、また一財産を築こうみたいな思惑があったのかな(笑)
で、やしき委員長も若い頃(子どもの頃?)ドラムをやってたらしい。 全く上達しなかったそうだけど。 そのうちこの番組で「ドラマーズ」的なバンドやったりしないか心配。 それよりは田嶋陽子の後ろで演奏なんてのを心配した方がいいのかもしれないけど。
- アーティスト: やしきたかじん,秋元康,鹿紋太郎,鈴木豪,川村栄二,若草恵
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
50Years Old Anniversary Special Concert [DVD]
- 出版社/メーカー: POLYSTAR CO.,LTD(P)(D)
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
*1:「原子力=悪」と決めつけて、ヒステリックに反対してる人間も結構いるかもしれないけど。
*2:「核融合」は(この場合は)重水素や三重水素の原子核がヘリウム原子核(など)へ融合する反応で、ウランやプルトニウムが2つの原子核に分裂する「核分裂」反応で放出される熱量より何桁か大きいエネルギーが得られる。 原理的には、鉄より軽い原子核は核融合反応でエネルギーを放出し、鉄より重い原子核は核分裂反応でエネルギーを放出する。 核分裂反応が原子爆弾の原理であるのに対して、核融合反応は水素爆弾の原理。
*3:核融合反応からエネルギーを取り出す別の方法として、「プラズマ核融合」ってのもあって、こちらは原子核同士の衝突によって核融合反応を起こさせる。
*4:そう言えば、「そこまで言って委員会」でコレとは別の飲み会にて、「やしき委員長が日テレの女子アナと飲んでた」疑惑があったけど、増刊号と同日の「たかじん胸いっぱい」にて、それが笛吹雅子(うすいまさこ)さん、脊山麻理子(せやままりこ)さん(こちらは委員長本人がそうだったかもしれないと言ってただけ)であったことを委員長本人が認定。 「東大出身」は別の日テレのプロデューサ(男)のことらしい。
*5:大物作曲家はそういうことを滅多にしないらしい。