『ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル』でリオー・スシャールの見せた超能力の一部を解明しちゃいます。 先に言っておきますが、くれぐれも怒らないように:-p
まずは覚えよう!
パフォーマンスを行う前に準備が必要。 次の魔法陣を覚えましょう。 これは1〜16までを1度ずつ使った4×4の魔法陣です。
14 | 1 | 12 | 7 |
11 | 8 | 13 | 2 |
5 | 10 | 3 | 16 |
4 | 15 | 6 | 9 |
1行(列)の和は
(1+2+・・・+16)÷4 = (1+16)×16÷2÷4 = 34
で「34」です。
超能力者なら・・・
さて、ここからがパフォーマンス。 最初に相手の思い浮かべた数字を読み取ります。 これは超能力者なら誰でもできますね:-9 番組中で優木まおみさんが思い浮かべた数字は「64」でした。
魔法陣をチューニング
次に、各行列の和が読み取った数字になるように魔法陣をチューニングします。 これは最初に覚えた魔法陣を使います。 覚えた魔法陣は各行列の和が「34」だったので、読み取った数字(「64」)と「34」との差を計算します(64-34=30)。 この差を、以下の魔法陣の赤字の部分(「13, 14, 15, 16」の箇所)に加えます。
14 | 1 | 12 | 7 |
11 | 8 | 13 | 2 |
5 | 10 | 3 | 16 |
4 | 15 | 6 | 9 |
差(30)を加えた結果は以下のようになります(優木まおみさんが思い浮かべた数字は、たまたま計算しやすい数字だったので、説明も簡単で助かります):
44 | 1 | 12 | 7 |
11 | 8 | 43 | 2 |
5 | 10 | 3 | 46 |
4 | 45 | 6 | 9 |
赤字の部分がどの行・列・斜めにも1つしかないのがミソ。 このチューニングによって、どの行・列・斜めを計算しても、「34」+差(30)の結果が出ます。 つまり、全ての和が読み取った数字になるのです!
実はちょっとした穴が・・・
今まで説明してきた方法では、実はちょっとした穴があります。 ツッコミたくてうずうずしてらっしゃる方も多いと思いますが。 その穴とは・・・思い浮かべた数字が「34」未満の場合はどうするのか?ということですね:-p
差が「-13」以上なら(つまり思い浮かべた数字が「21」以上なら)、上記の方法で何とかなります。 ただし、同じ数字が現れますが。 たとえば各行列の和が22になるには
2 | 1 | 12 | 7 |
11 | 8 | 1 | 2 |
5 | 10 | 3 | 4 |
4 | 3 | 6 | 9 |
といった感じです。
差が「-13」未満の場合(思い浮かべた数字が「21」未満の場合)は、「9, 10, 11, 12」の箇所から適当な数字を引けば一応できます。 以下同様。 まぁ、これらはかなり小細工感が否めないので、これらの方法を実施するよりは「34」以上の数字を思い浮かべさせる超能力を使う方が無難かと(笑)
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