今回は『4大紙対抗!社説&コラム大賞2010』
朝日大嫌い人間が2人もいるのに・・・いいのこんな企画。 しかも1人は編集してるし(笑)
- 作者: 勝谷誠彦
- 出版社/メーカー: ワック
- 発売日: 2009/09/19
- メディア: 新書
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新聞配達って各新聞社がそれぞれ個別に行ってるのは、昔から酷く無駄だなぁと思ってましたが、戦前はそうだったらしいですね。 戦後から高度経済成長の間はそれでも元が取れてたんだろうけど、ネット・電子版が主流になっていきそうなこれからは統合が避けられないでしょうね。 というか、田舎とか行けば、今でもまとめて配達してそうな気もするけど。
- 作者: 南美希子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/12
- メディア: 文庫
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この社説をどう思う? 【産経新聞】 朝鮮学校“北崇拝”に税金出せるか
3月5日付社説「“北崇拝”に税金出せるか」
衆院文部科学委員会と社民党が東京都内の朝鮮学校を視察した。 その結果、各教室に故金日成主席・金正日総書記父子の肖像画が掲げられるなど、同校の同胞教育の一端が明らかになった。 独裁者への個人崇拝教育が、日本国内でも行われている。 とりわけ、金総書記は韓国閣僚を襲ったラングーン爆弾テロ(1983年)や、乗客・乗員115人が犠牲になった大韓航空機爆破事件(1987年)を計画したとされ、日本人拉致事件にも深くかかわっている疑いが強い。 国家テロを主導する独裁者を神聖視する教育は国民感情として受け入れられない。 授業の中身だけでなく、運営面でも総連を通じて“北の指導”を受けていることが、さらにはっきりした。 無償化が適用されれば、朝鮮学校に生徒1人当たり年額12万円の「就学支援金」が支払われることになる。 朝鮮学校は全国に73校あるが、平成20年度だけで7億8000万円もの補助金が各自治体から支払われている。 この原資も税金だ。補助金のあり方を再検討すべきである。 (※花田紀凱責任編集)
パネラー | 答え |
---|---|
桂ざこば | 日本にいる北の教育者はどう思っているのか? |
三宅久之 | 憲法89条違反の話を加えればもっと良かった |
金美齢 | 同じ意見 |
花田紀凱 | ここまで書いたら結論をハッキリと |
南美希子 | 日本人誰もがおかしいと思っていること |
村田晃嗣 | 教育の政治的中立 |
勝谷誠彦 | 当たり前のこと |
宮崎哲弥 | ただ、“高校無償化”そのものを問うべき |
産経新聞・・・モノを言う新聞、最も保守的
朝鮮学校の授業料無償化、北の体制と関係ないので無償化したはずなのに、砲撃あったら即停止。 これは意味が分かりませんねぇ。 支持率浮揚のための悪あがきかね。
村田氏(同志社大学教授)曰く、私立大学が私立補助金なかったら政治的圧力がある? 同志社じゃないようだけど。
高校無償化するなら、留年とか卒業試験課すとかいろいろすべき。 ある程度の成績獲らないと部活とか禁止にしてもいいくらいかと。
この社説をどう思う? 【讀賣新聞】 5月末決着首相の言葉を誰も信じない
「首相の言葉を誰も信じない」
5月15日付社説
米軍普天間飛行場移設問題で鳩山首相が約束した「県外移設」に続き、「5月末決着」も事実上反故になっている。 こうした右往左往ぶりをみて、首相の言葉を信じられなくなった人も多いだろう。 指導者には、こじれた問題の解を見いだす力や、それを実行に移す決断力が不可欠だ。 首相にはこれらの資質が不足している。 沖縄県や鹿児島県・徳之島などとの話し合いの進め方も、稚拙ぶりが際だっている。 今年1月の名護市長選で移設反対派が勝利すれば、問題が暗礁に乗り上げてしまうことは、誰しもが予測できたことだった。 首相の沖縄訪問と同様、平野長官の鹿児島入りも、初めからボタンを掛け違えたままだった。 説得どころか、関係者の反発を増幅させている。 首相は、オバマ米大統領との信頼関係構築に失敗した。 こうした深刻な事態を招いた首相はもちろんのこと、平野長官の政治責任も重大である。 どう責任をとるつもりなのか。 政府・与党が今の延長線上で作業を続けても展望は開けまい。 (※花田紀凱責任編集)
パネラー | 答え |
---|---|
桂ざこば | こんなに信じられない首相は・・・? |
三宅久之 | もっと手厳しく批判した方がよかったが・・・ |
金美齢 | 当然の結果 |
花田紀凱 | 典型的な日本の新聞の社説 |
南美希子 | 論調は評価できるもののこれは掘り下げていない |
村田晃嗣 | だってリーダーシップないもん! |
勝谷誠彦 | 「代案を出せ!」と言いたい |
宮崎哲弥 | 論点は網羅されているが日本語が・・・ |
讀賣新聞・・・世界最大の発行部数
普天間問題、「5月末決着」じゃなく「5月未決着」。
「いるまい」ではなく「いまい」か「おるまい」が正しいそうで。 まぁ、普通の文章なら(どうでも)いいんでしょうけど、活字の最後の砦たる新聞の社説ではよろしくないとは思いますが。 まぁ、正直どうでもいいかな。
「独壇場」(どくだんじょう)ではなく独擅場(どくせんじょう)。 でも、これは誰かが意識して作った造語かもね。 そう見れば良くできた造語では?
- 作者: 勝谷誠彦
- 出版社/メーカー: 扶桑社
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この社説をどう思う? 【朝日新聞】 甘い外交、苦い政治判断
「甘い外交、苦い政治判断」
9月25日社説
日中関係の今後を見据えた大局的な判断であり、苦渋の選択であったと言うほかない。 那覇地検はきのう、中国人船長を、処分保留のまま釈放すると発表した。 日本国民への影響と今後の日中関係を考慮したという。 純粋な司法判断ではなく、高度な政治判断であることは疑いない。 レアアースの事実上の対日禁輸、日本人4人拘束など、中国側のあまりにあからさまな圧力には、「そこまでやるのか」と驚かされる。 しかし、今回の船長釈放によって、圧力をかければ日本は折れるという印象を中国側に与えた可能性もある。 そもそも菅政権は最初に船長逮捕に踏み切った時、その後の中国側の出方や最終的な着地点を描けていたのか。 船長の勾留を延長した判断も含め、民主党外交の甘さを指摘されても仕方ない。 何より民主党政権に欠けているのは事態がこじれる前に率直な意思疎通ができるような政治家同士のパイプだ。 それを急いで構築しなければならない。 (※花田紀凱責任編集)
パネラー | 答え |
---|---|
桂ざこば | こんなもんとちゃうの? |
三宅久之 | 論旨があいまい |
金美齢 | 何が大局的な判断か!! |
花田紀凱 | タイトルだけは良いが |
南美希子 | その後の事態の経過からも・・・ |
村田晃嗣 | 1年前にあなたたち何と言ってましたっけ? |
勝谷誠彦 | 制御不能なレベルになった時どうするの? |
宮崎哲弥 | ダメダメな「高度な」判断 |
朝日新聞・・・弱者の味方、でも官僚マインドでエリート意識を持つ者が多い
大阪地検特捜部の証拠改竄をスクープしたらしいので、その辺りの社説取り上げてあげなよ。
朝日新聞は、思想はともかく資料としては正確らしい。
この社説をどう思う? 【毎日新聞】 裁判員に精神的ケアを
「裁判員に精神的ケアを」
社説
横浜地裁で裁判員裁判初の死刑判決が言い渡された。 判決後、甲斐犬に応じた50代男性裁判員の「本当に重い。 すごく悩みました。 今でも思い出すと涙が出る」との言葉が胸に刺さる。 市民が死刑に対峙するのは、米国と日本などに限られる。 それだけに、裁判員の精神的負担を軽減するための対策が欠かせない。 今回の裁判で裁判員らは、無残な遺体写真を見るなど、相当なストレスを負った可能性がある。 また、日本人の場合、評議の経過や自らの意見表明も含め、重い守秘義務を負い、秘密を自らに抱え込まなければならない。 ストレスに結びつくのは想像に難くない。 今後も死刑求刑が予想される裁判と死刑が続くが、死刑制度自体の問題もある。 市民が涙を流しながら、死刑に向き合っているのである。 検討を加速させるべきである。 (※花田紀凱責任編集)
パネラー | 答え |
---|---|
桂ざこば | 制度をもう一度見直すべき |
三宅久之 | 毎日は死刑制度に反対なのか? |
金美齢 | そんな必要のある制度は廃止 |
花田紀凱 | この裁判については別に言うべきことがあるだろう |
南美希子 | “裁判員の負担”については納得だが本質から逃げている |
村田晃嗣 | 市民参加には手間がかかる |
勝谷誠彦 | 裁判員がどう悩もうと知ったことか |
宮崎哲弥 | 守秘義務の問題に言及したのはよいが問題の本質を捉え損なっている |
毎日新聞・・・たくましい記者が多い 全記事の原則署名化を採用 責任感が強い
裁判員の記者会見、する意味が分からん。
裁判員(候補のことかな)、多くがバックれて来ないらしい。 選ばれてるの若者だけじゃなく年配の人間もいるはずだけど。 最近の社会自体がこんな風潮なのかな。 まぁ、「裁判員制度」自体が、誰が考えてなぜ実現してしまったのかわからないものが、いきなり通達送ってきても返答するのが面倒な気も分かるけどね。
大賞に相応しい社説は?
パネラー | 新聞社 | 答え |
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桂ざこば | 産経新聞 | 「朝鮮学校/“北崇拝”に税金出せるか」 |
三宅久之 | 産経新聞 | 「朝鮮学校/“北崇拝”に税金出せるか」 |
金美齢 | 産経新聞 | 「朝鮮学校/“北崇拝”に税金出せるか」 |
花田紀凱 | 産経新聞 | 「朝鮮学校/“北崇拝”に税金出せるか」 |
南美希子 | 産経新聞 | 「朝鮮学校/“北崇拝”に税金出せるか」 |
村田晃嗣 | 読売新聞 | 「5月末決着 首相の言葉を誰も信じない」 |
勝谷誠彦 | 該当作なし | |
宮崎哲弥 | 産経新聞 | 「5月末決着 首相の言葉を誰も信じない」 |
社説大賞は産経新聞。 なんか、選ばれた社説の中から選ぶなら妥当だけど、これらの社説の選び方がよく分からない。 新聞社の方も推薦を求めたら「どれでも好きなのを使ってくれ」と言ったそうだから、まぁ、どれを選ばれても仕方ないけどね。 結局のところ、この番組のスタッフ・出演者の思想を再確認したってハナシでしょうか。
これらのコラムについて批評・感想をお願いします
- 【産経新聞】 産経抄・・・推薦者は「産経抄」の担当者。 つまり自薦。 中井洽国家公安委員長(当時)に関して週刊新潮が女性スキャンダルをスクープしたときのコラム
- 【毎日新聞】 余録・・・推薦者は元毎日新聞記者、三宅久之さん。 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について
- 【讀賣新聞】 編集手帳・・・推薦者は元読売テレビ社員、辛坊治郎副委員長。 尖閣ビデオ流出に関するコラム
- 【朝日新聞】 天声人語・・・推薦者は朝日新聞と犬猿の仲の勝谷誠彦氏。 金本知憲選手が世界記録更新中だった「連続試合フルイニング出場」について
パネラー | コラム | 答え |
---|---|---|
桂ざこば | 産経抄 余録 編集手帳 天声人語 |
落語を知らない人には・・・? 何を言っているのか・・・ 字で例えることはあんまり好きではない 引き際は本人にしかわからない |
三宅久之 | 産経抄 余録 編集手帳 天声人語 |
面白いが品がない 尻すぼみ 筆者の苦労は分かるが 牽強付会 |
金美齢 | 産経抄 余録 編集手帳 天声人語 |
花魁の台詞を政治家の言葉として取り上げた妙 先の提案がない 着眼点はおもしろい わけがわからない 最近劣化している |
花田紀凱 | 産経抄 余録 編集手帳 天声人語 |
惜しい! コラムのお手本 一生懸命考えましたね ムリなこじつけ |
南美希子 | 産経抄 余録 編集手帳 天声人語 |
ピンとこない ピンとこない よく練られた上手いコラム 海老蔵に読ませたい |
村田晃嗣 | 産経抄 余録 編集手帳 天声人語 |
ちょっと下品 一般論 うまい ちょっと強引 |
勝谷誠彦 | 産経抄 余録 編集手帳 天声人語 |
ボツ ボツ うまい。コラムはこうあるべき ケッサク |
宮崎哲弥 | 産経抄 余録 編集手帳 天声人語 |
政治コラムらしい 直球の時論 着眼は新鮮だが・・・ 何が言いたいのかわからない |
コラムは長いので内容を書き起こすのは挫折。
コラムって、一人で毎日これらを書くらしい(複数人で書いてるところもあるそうだけど)。 なんか、慢性的に何かに終われてる生活になりそう。
天声人語、金本選手1492試合連続出場とコロンブスの1492年新大陸発見。 正直、拙者も同じ数字じゃん!と思った。 一方、尖閣の「尖」が「小」と「大」ってのは言われてみれば。
大賞に相応しいコラムは?
パネラー | 答え |
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桂ざこば | 判断できません |
三宅久之 | 【讀賣新聞】 尖閣諸島 |
金美齢 | 【産経新聞】 三枚起請 |
花田紀凱 | 【毎日新聞】 余録 |
南美希子 | 【朝日新聞】 天声人語 |
村田晃嗣 | 【讀賣新聞】 尖閣諸島 |
勝谷誠彦 | 【讀賣新聞】 尖閣諸島 |
宮崎哲弥 | 【産経新聞】 三枚起請 |
コラム大賞は「編集手帳」でした。 推薦者が審査するなんて、そんなことしてイインカイ?
たかじんのそこまで言って委員会 超・天皇論(2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2010/11/26
- メディア: DVD
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たかじん委員長、来年からテレビ大阪にて新番組やるらしい(『たかじん no マネー』 関西ローカルだろうね)。 その番宣的放送が「そこまで言って委員会」終了の午後3時からありましたが、定期放送も同曜日同時間からやるのかな? ちょっと放送時間帯卑怯じゃない?