倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

結局 X/Y の意味が分からないオレ

西尾維新クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)』を読んでみた。 今回は文庫版で。

殺人のトリック自体は「まぁ、それなり」って感じで、読んでて「犯人はコイツかな?」みたいな目星はつくけど、むしろそれを思いつつ、また、主人公である語り部も全てを見通してるのでは?と感じつつ読んでいけるので、一風変わったミステリーとも言えるのでは。

一風変わったとは言えば、主人公が巻き込まれる殺人事件よりも「倍以上犠牲者が出てる殺人事件が同時並行で起こってる」ってのも変わってるね。

ちなみに、前作(『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)』)と違って、今作は主人公が主人公らしい(らしくない?)活躍をしておりました。 何となく、戯れ言も一回りパワーアップしてる感が。 犯人を追い込む(と言っていいのか)ときの戯れ言は、さすがに読んでてウンザリしそうになった・・・

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)


クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)


目次

第一章 斑裂きの鏡(紫の鏡)
第二章 遊夜の宴(友夜の宴)
第三章 察人期(殺人鬼)
第四章 赤い暴力(破壊応力)
第五章 酷薄(黒白)
第六章 異常終了(以上、終了)
第七章 死に沈む(シニシズム
第八章 審理(心裡)
終章 終われない世界