倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

おれはとがめに惚れてるんだからよ―裏切るわけがねだろうが

西尾維新著『刀語 第五話 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ) (講談社BOX)』読了。

今回の蒐集対象は「賊刀・鎧(ぞくとう・よろい)」。 西洋甲冑を模した防御主体の日本刀。 対戦相手は鎧海賊団船長校倉必(あぜくらかなら)。 前回に比べると、普通な対戦相手だね。 どちらかといえば、七花ととがめの間の意識・想いが主題。

その他、真庭鳳凰や否定姫(名前だけ)が出て来て、中盤の始まりとしては無難な内容。 『ちぇりお』と『ちぇすと』の違いは、数ヶ月前から話を引っ張っていた割には・・・って感じだったけど。

今回の虚刀流の奥義は、四の構え『朝顔』からの『柳緑花紅(りゅうりょくかこう)*1』。 鎧通し(遠当て・発頸)系の技で、外側を破壊せずに内側を破壊する奥義。 虚刀流の七つの構えのうちで、唯一拳を握る形の構えだそうで。 虚刀流はあくまで剣法なので、普通は手刀を構えるってことなんでしょうか。

ただし、賊刀・鎧にはこの手の技が通用しない! 恐るべし、賊刀・鎧。 しかし、鎧通しが通じないなら、最終的に校倉必を負かした方法も通じない気がするんだけど。 まぁ、細か〜いことは、気にするな〜。

第五話 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ) 目次

  • 序章
  • 一章―鎧海賊団(よろいかいぞくだん)
  • 二章―校倉必(あぜくらかなら)
  • 三章―真庭鳳凰(まにわほうおう)
  • 四章―柳緑花紅(りゅうりょくかこう)
  • 終章

刀語 第五話 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ) (講談社BOX)

刀語 第五話 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ) (講談社BOX)

*1:[1] 物事にはすべて自然の理が備わっていること。 [2] 自然のままで人の手を加えないありさま。 [3] のどかな春の景色のたとえ。 (旺文社『標準漢和辞典』より)