倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

青春は、ほんものになるための戦いだ。

西尾維新著『偽物語(上) (講談社BOX)』読了。

第六話かれんビー。 ヒロインは暦ヴァンプの上の妹、阿良々木火憐ちゃん。 物語とはいっても怪異はとうじょう。 かれんちゃんが大変な目に。

ヒロインが火憐ちゃんとはいえ、他の(女の子)キャラも総キャスト。 (『傷物語』とは違って)『化物語』のときのような陳腐な(笑)やりとりが繰り広げられてます。

暦ヴァンプの(著者にとっても?)一番のお気に入りっぽい八九寺真宵とのやり取りがやはり面白い! 「勇気と最後につければ、大抵の言葉はポジティヴに置換できますよ八九寺真宵談)」*1・・・ 拙者も「そんな馬鹿な!」と思ったけれど、これがナカナカ馬鹿に出来ない! 日常会話で使える!・・・かな?

その他、火憐のブリッジしながらの格好いいセリフも面白かった。

ところで、ちょっと「アニメ化」云々ってメタ会話 (?) が多かったような(まぁ、しょうがないかな?)。 あと、千石撫子の「開けてはいけないクローゼット」も何かの伏線かと思ったけど(何故かヒタギさんが潜んでるとか?)、全く何もなかったようで。

そういえば、本書内のイラスト、可愛さと格好良さが同居していて、今までで一番スキ。

偽物語(上) (講談社BOX)

偽物語(上) (講談社BOX)

*1:p.53