『世界一わかりやすい英文法の授業』読了。
世界一かどうかは分かりませんが、英文法の分かりやすい解説書です。 (日本の)教科書的な英文法の説明に辟易している人は、一度手に取ってみればよいかと思います。
「助動詞にいくつも意味があって区別する必要がある*1」とか「目的語にto不定詞、動名詞をとる動詞を覚える」とか、英語を母国語にしている人がそんなことをイチイチ気にしているわけがない!といったことを、その通りと納得させてくれる説明がいろいろ載っています。 まぁ、英語が得意な人は「そんなこと知ってるよ!」みたいなのもあると思いますが。
また、付録には受験で大事そうな事項がまとめられていて、受験生にも役立ちます(難関大学には足りないでしょうけど)。 著者が予備校の講師だそうなので、当然ですけど。
欲を言うと、「まとめ」をまとめた付録なんかも付けといてくれれば良かったかな。
P.S.
付録に載ってある単語を抜き出して、勝手に単語テストを作ってみました。
- 「英語 → 日本語」
- 「日本語 → 英語」
- 答え
- 作者: 関正生
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
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*1:理系の人間的には、いくつも意味がある場合は、それらのイメージの共通部分と合併が重要なんだと理解しているのですが、どうでしょう?