倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

そこまで言って委員会 2009.8.10

たかじんのそこまで言って委員会 超・国防論(2枚組) [DVD]

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「右翼」今 何処へ向かおうとしているのでしょう?

パネラー 答え
桂ざこば 政治への関与
三宅久之 日教組が解体し北方領土が返還されたらどうするの?
田母神俊雄 立憲君主制である戦前の日本
勝谷誠彦 ・神道化 ・外国人排斥 ・義勇軍
山口もえ 怖いイメージがあるのですが・・・
田嶋陽子 知らないが福祉・医療・老後に文句を言ってほしい
鈴木邦男 政治に責任を持つ市民運動 そして国政に出る
宮崎哲弥 鈴木さんを見てると・・・

日本青年会会長松尾和也氏、さすがのド迫力。 山口もえさんの「イメージが変わった」ってのにイマイチ賛同ができない(笑) でも、昔に比べれば丸くなったんでしょうね。

尖閣諸島での自主活動、右翼団体自体が報道されなくてもいいと言っても、マスコミはもっと報道すべきでは? 単に拙者が認識できてないだけかも知れませんが。

現在の日本人は愛国心を失った?

パネラー 失っていない or 失っている 答え
桂ざこば 失っている 日本に魅力がない
三宅久之 失っている 戦後教育がことさら否定してきたから
田母神俊雄 失っている 歴史教育の誤り
勝谷誠彦 失っていない むしろようやく復活してきたのではないか
山口もえ 失っていない 活躍した人をまつっている場所がたくさんある
田嶋陽子 失っていない 「愛国心」の定義は?
鈴木邦男 失っていない あえて煽り立てる必要はない
宮崎哲弥 失っていない 「この国に生まれて良かった」と思う人が大多数

昭和天皇の学ばれた教育勅語

昭和天皇の学ばれた教育勅語


The Book of Virtues

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教育勅語』、小学校の道徳の時間で教えれば? 中学の英語の時間でもイイカモ。

田母神氏がたとえ話で言っていた「忠臣蔵を吉良邸討ち入りから観ると・・・」ってのは、確かにその通り。 ここの話とはチョット離れますが、政治家の失言報道などでも、文脈を考えずに言葉尻だけをとって批判しているマスコミが多いこと多いこと。 日本人って全体的に BY2(文脈が読めない馬鹿野郎) になってきてるよね。

核を廃絶することは可能だと思いますか?

パネラー 可能 or 不可能 答え
桂ざこば 不可能 どこが持っててどこが持ってないか分からないから
三宅久之 不可能 テロリストが持つことを防げるか
田母神俊雄 不可能 核は戦争のエスカレーションを抑制する
勝谷誠彦 不可能 国内の拳銃すら取り締まれないくせに
山口もえ 不可能 今、現実に存在しているから
田嶋陽子 可能 リーダー次第
鈴木邦男 可能 理想に向かうのが政治だ
宮崎哲弥 不可能 コントロールが一層効かなくなってきた

田嶋氏がなんとなく「核抑止力も現実的」ってな感じの発言があったので、結構意外(笑) 三宅氏の教育が効いたのかな? おそらくオバマ米大統領の影響でしょうけど。

ゲストで日本反核法律家協会会長池田眞規氏が登場。 なかなか、反響が凄いことになりそうなキャラでした(笑) 半径2mm以内なら「気さくなおじいさん」と思えるのかも知れないけど、番組中のあの態度は「TV 慣れしていない」ってことを考慮しても、チョット酷すぎるのでは?

何となく、この人の周りにはイエスマンしかいなんじゃないかなぁという感じ*1。 なので、北朝鮮にも「核を廃棄せよ」って言ったら「はい、そうします。」と答えると思ってるんじゃ?と思ってしまう(ホントにそう思っているとは思ってませんが)。

この番組の影響で池田眞規氏の教え子さん (?) の徳岡宏一朗氏のブログにコメントの津波が押し寄せたようです(池田真規団長、右翼バラエティー番組に出演す)。 誹謗中傷的な内容のコメントも多いですが、ナルホド!と思わされるようなコメントもあるので、興味と時間のある方はコメントを読んでみてはいかが(削除されてなければ)? ブログの内容を見る限りでは、徳岡氏を「そこまで言って委員会」ゲストとして迎えた方が、はるかにまともな議論ができそうな気もしますが、まぁ、出演はないでしょうね・・・

ちなみに、徳岡氏はNHK「 日本の、これから「“核の時代”とどう向き合うか?」」(8/15 17:30〜22:45)に出演されるようです。 30人ほどの視聴者代表としてのようですが()。 しばしば「委員会」に出演されている志方俊之氏も出演されるようですが、まぁあまり激しい議論にはならないでしょうね。

それでも日本は核武装するべき?

パネラー ダメ or すべき
桂ざこば すべき
三宅久之 ダメ
田母神俊雄 すべき
勝谷誠彦 すべき
山口もえ ダメ
田嶋陽子 ダメ
鈴木邦男 ダメ
宮崎哲弥 ダメ

核武装核廃絶だけに限ったことではありませんが、政策などで何かのシステムを論じるときには

  1. 提唱しているシステムはそれ自体で成立可能なのか?
  2. 現在からそのシステムへの移行は可能なのか?

ってのを区別して考えないと、話がゴッチャになって分かりにくくなってしまいますね。 「それ自体で成立可能かどうか?」というのは、「現在から移行可能かどうか?」ということは度外視して考える方が分かり易くなります。 もちろん、「それ自体成立不可能」なら、それ以上の議論はムダ。 「それ自体成立可能」なシステムをモデル化できたところで、次に「現在から移行可能かどうか?」を考える。 ここで「移行不可能」となれば、頑張ってモデル化したことが水の泡(笑)

さて、今の場合でいうと

  1. 全ての国家が核を放棄した世界は実現可能か?
  2. 現在からそういった世界に移行することは可能か?

ってことになります。

全ての国家が核を放棄した世界は実現可能か?」と言うことに関しては、三宅氏も言ってましたが、全ての国家が核を放棄した場合に、テロ集団などが核兵器を持ってしまったらどうするのか?ということでしょう。 核兵器の作成法は頑張って調べれば分かるので、原料さえ入手できれば、(かなりの試行錯誤は必要でしょうけど)国家でなくても作成可能。 さて、こういった状況に対応するためには、どうすればいいのでしょう?

  • 国連のような国際機関がテロ根絶を頑張る
  • 国連のような国際機関が代表として核兵器を保有して、核使用を抑止する(核根絶になっていないけど)
  • ミサイル防衛の技術を高めて各国に配備する(核兵器を使った自爆テロには対応不可かな?)
  • ・・・

他にもいろいろあるのかも知れません。 技術開発が進んだり、世界情勢が変わったりすると、もっと別の案も出てくるかも知れません。 正直、今の状況では無理っぽい。

現在からそういった世界に移行することは可能か?」と言うことに関しては、核保有国と核非保有国との間の発言力の格差から考えれば、現在の核保有国が核を手放すようにはとても思えませんね(ありきたりな意見ですけど)。 とは言っても、オバマ米大統領が「核軍縮」を唱えている今、やはり核軍縮の方向へ世界を持って行きたいという思いもありますが。

つーことで、結局、全世界の核廃絶は難しいってことで。

あなたにとって「怖いもの」は?

パネラー 答え
桂ざこば 車の運転
三宅久之 オバケと女房
田母神俊雄 日本酒大吟醸 村山談話
勝谷誠彦 人生
山口もえ 実家のテレビ
田嶋陽子 年を取ること
鈴木邦男 本が・・・
宮崎哲弥

*1:職業:弁護士なので、法廷ではそんなことはないでしょうけど。 でも、法廷での反対意見って事前に分かってる様なもんだし。