倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

対称性の破れ

『ムーブ!』でサイエンスライター竹内薫氏が頑張って『対称性の自発的破れ』の解説をしてました。 なんと無謀な(笑) 個人的には好きですが。

竹内氏の説明の中で、テーブルに置かれたコップの取り方のたとえがありましたが、SBR に出てきたファニー・ヴァレンタイン大統領のありがたい説教「ナプキンを取れる者」と同じような話でしたね。 どちらが先なのか。

ところで、大阪市立科学館磁石のテーブルは素敵。 一度行ってみたい。 対称性の破れの説明は磁石が一番。

『ムーブ!科学班』、先日の LHC の模型の時も思ったけど、ちょっとショボいぞ。 “科学班”何て名乗るの10年くらい早い。 関根さんはたとえが的を射ていて分かりやすかった。 結構センスあるのでは?

ちなみに、『対称性の破れ』で扱っている現象は相転移であり状態変化なのです。 水が氷になったり、鉄が磁石になったり。 ただそれを個々のものに着目して見る(対称性の破れ)か、全体として見る(相転移、状態変化)かの違い。

ちなみにその2。 『対称性の自発的破れ』と『自発的対称性の破れ』のどちらの言葉も使われてますが、“自発的”なのは“破れ”なので『対称性の自発的破れ』というのが日本語的に自然。 英語では『Spontaneous Symmetry Breaking』というので『自発的(spontaneous)対称性(symmetry)の破れ(breaking)』と直訳で書かれることも多いんですが。

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