茂木健一郎著『脳を活かす勉強法』。 穿った見方をすると自慢話本（笑） 単に勉強方法を紹介している本に比べて、脳の機能を踏まえた説明が多いので、全体的に説得力のある内容ですね。
「大学に行かなくても、ネット上の知識で勉強ができる」・・・ 確かにネット上には膨大な知識が転がってますが、大学が必要ないかというと、そういうわけでもないでしょう*1。 講義に関してはネット上の情報や専門書籍でカバーできるかと思いますが、「実験」に関しては、大学で行うのと個人で行うのは全く違ってくるはずです（もちろん、行う実験によりますが）。 つーか、大学出の人間の価値ってどんな実験を経験しているかと言っても過言ではないかと。
「出身大学を聞く人はダメな人」・・・ 別に聞くぐらいイイじゃん。 話のネタが見つからないとき、ふと聞いてみたりすることってない？ 出身大学をその人の評価につなげるかどうかが問題ってことですよね？
*1:茂木氏は「大学が不必要だ」と書いてるワケではありませんが。
