倭マン's BLOG

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AOP 開発環境 其ノ参 -- Aspect の作成 & 若干の設定

前回AspectJ プロジェクトを作成しました。 今回は Aspect を作成しましょう。

Aspect 作成する方法は、概ね次の2通りかと思います:

  • 「New Aspect」ダイアログにしたがって作成する
  • 拡張子が ".aj" のファイルを作成する

2番目の方法は、拡張子を ".aj" にして、普通に「File」を作成するだけです。 これはこれで簡単なので覚えておきましょう。

Aspect を作成する


この方法も、Eclipse の操作としては基本的なものです。

(1) まず、適当なソース・フォルダもしくはパッケージを選択して、

[ポップアップメニュー]File → New → Other...

として「New」ダイアログを開きます。

(2) 次に、「Aspect」を選択します*1

f:id:waman:20071111100810p:image

(3) 最後に、Aspect 名を入力します。

f:id:waman:20071111100809p:image

フィルタリング


.aj ファイルを作成した後、デフォルトでは同じ .aj ファイルが2つ表示されていると思います(アイコンが違う場合もあるかと思いますが)。 何故2つあるのかは分かりませんが*2、特に必要はないので、ダブっている .aj ファイルが非表示になるように設定しましょう。 これは「Package Explorer」のメニューから行います:
f:id:waman:20071111094030p:image

使用するエディタを選ぶ


また、".aj" ファイルを普通に開くと、普通の「Java Editor」で開かれるので、AspectJ 特有の構文を使っていると警告が出されます*3。 したがって、".aj" ファイルを編集する場合は、AspectJ 用のエディタ「AspectJ/Java Editor」を使用しましょう:
f:id:waman:20071111100808p:image

デフォルト・エディタの設定


".aj" ファイルを1度 [Open With] によって上記のように開くと、その後は普通に [Open] によってこのエディタで開くことが出来ます。 しかし、新しい Aspect を作成する度に毎回 [Open With] で開くのは面倒なので、".aj" ファイルのデフォルト・エディタを「AspectJ/Java Editor」に設定しておきましょう。

これには、

[メニュー]Window → Preferences...

によって、「Preferences」ダイアログを開き、以下のように設定します:

f:id:waman:20071111100807p:image

*1:少々設定すれば、このステップは飛ばすことが出来ます。 こちらを参照。

*2:AspectJ 5 のため?

*3:AspectJ 5 の構文を使用している場合は特に問題ないと思います。