Eclipse 上でアスペクト指向プログラミング(Aspect-oriented Programming、以下 AOP )の開発環境のセットアップ方法をご紹介。
アスペクト指向言語には eclipse.org の "Tools Project" で開発されている「aspectj」を、aspectj 開発用の Eclipse プラグインには同プロジェクト内の「AJDT (AspectJ Development Toolkit)」を使用します。 また、Eclipse はインストール済みとします。
インストール方法は
- AJDT のアップデートサイトを使う
- アーカイブをダウンロードして・・・
の2通り。
AJDT のインストール(アップデートサイトより)
まずは、AJDT をアップデートサイトからインストールする方法を見てみましょう。
(1) Eclipse を起動した状態で
[メニュー]Help → Software Updates → Find and Install...
として「Install / Update ダイアログ」を開きます。
(2) 「Search for new features to install」を選択します:
(3) 新しいアップデートサイトを登録します:
サイトの名前は何でも構いません(例:AJDT)。 URL は Eclipse のバージョンによって異なります(下記以外のバージョンはこちらを参照)。
Eclipse のバージョン | URL |
---|---|
3.3 | http://download.eclipse.org/tools/ajdt/33/update |
3.2 | http://download.eclipse.org/tools/ajdt/32/update |
(4) 「AJDT」(登録した名前)にチェックを入れて、インストールを実行します:
後はダイアログに従って進んでいってください。
AJDT のインストール(アーカイブより)
インターネット環境によっては、上記のようにアップデートサイトからインストールよりも、アーカイブをダウンロードしてインストールをした方が時間がかからないかもしれません。
手順は簡単。
- Eclipse のバージョンにあった AJDT のアーカイブをこちらからダウンロードする。
- アーカイブを展開(解凍)する。
- 展開後に出来た「features」「plugins」フォルダ下のファイル、フォルダを、Eclipse をインストールしたフォルダ下にある同名のフォルダへ移動する。
です。