今日は2時間スペシャル。 前回の放送から、橋下弁護士の光市母子殺害事件に対する弁護士集会リポートのスペシャルかと思ってたけど、それが出てきたのは最後の1コーナーにちょっとだけでございました。
取り上げられたテーマは「年金問題」「テロ特措法」「夏の思い出」。
テロ特措法
なかなか興味深かったのが、「テロ特措法」テーマ。 元陸上自衛隊イラク先遣隊長(ヒゲの隊長)で自民党参議院議員の佐藤正久氏がゲストでいらしていた。
この辺りの話で必ず取り上げられる「集団的自衛権」。 導入 VTR にもありましたが、佐藤氏の発言(とされる)
近くの地域で活動していたオランダ軍がもし攻撃を受ければ、
情報収集の名目現場に駆けつけあえて巻き込まれる状況を作り出すことで警護するつもりだった。
が取り上げられていました。 気持ちは分かるけど、明言するのはマズイ発言かと。 と思ってたら、どうもこの発言自体、ご本人の考えとは少々違うようで。 あくまで、情報収集を目的に現場に行く、情報収集は必要な行動、とのこと。
その他、気になったことを列挙。
カンボジアがテロと決別
原口一博氏の発言にあった「カンボジアがテロと決別」。 その原因は (1) 貧困が少なくなっているのと、(2) 日本の仏教界がカンボジアの仏教界の復興をしているのが原因だそうで。 テロは武力では根絶できない、テロをなくすにはもっと他の方法が必要ってことのようです。
憲法9条のおかげで日本は戦後平和だった?
導入 VTR で、(拙者も結構最近までそう思い込んでいた)「日本が戦後ずっと平和だったのは憲法9条のおかげ」って話、これは本当なのか?って疑問を投げかけていた。 軍事ジャーナリストの井上和彦氏は、そもそも9条を知っている外国人はかなりのマイノリティだって言っていた。 『日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書)』に至っては、これは幻想だってはっきり書いておりますね。 同じような話ですが、自衛隊が軍隊でないと思っている外国人はどのくらいいるのか?ってのも疑問。
インド洋の海上自衛隊は何をしている?
自衛隊が燃料補給をした艦がアフガニスタンとイラクへの攻撃をしているそうだけど、現行の特措法ではイラクを攻撃する艦には補給できないことになっている。 法律もクソもありませんね。
そもそも
日本が科学技術立国って言うなら、殺さない兵器を作れないモンでしょうかね? 結構いろんなことが解決しそうだけど・・・(素人考えでは)

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