倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

物理シミュレーションを行うフレームワーク

「物理理論をオブジェクト・モデルに落とし込む」ってことについてあれこれ考えてるんですが、とりあえずその前に物理シミュレーションを行うフレームワークを作るのが良いんじゃないかと思うので、当面、そちらの方を考えていきます。

まず、「フレームワーク」という言葉ですが、この言葉は(ソフトウェア業界に限っても)人によっていろいろな意味で使われることが多い言葉の1つだと思います。*1

とは言いつつ、Java業界で SpringSeasar2などのDI コンテナ*2が注目を集めた頃から、「フレームワーク」とは「『我々を呼び出すな。必要なときに我々が呼び出す。』というハリウッドの原理(?)を満たすもの」ってのが多くの人にとってしっくりくる、または違和感が少ない定義になってきてるんじゃないかと思います。

てなわけで、当面の目的は物理シミュレーション・フレームワークってものについて考えていこうと思います。これがどういう物かわかってくれば、それから呼び出されることになる物理理論のオブジェクト・モデルってのも、どういう物になるか、どういったインターフェースを実装していればいいのかってことが明らかになってくると思います。

*1:コンポーネント」や「アーキテクチャ」などもそういった言葉。

*2:オブジェクトのライフサイクルやオブジェクト間の依存関係などを土台プログラム(コンテナ)もしくは設定ファイルによって管理するというDI機能(= Dependency Injection:依存性の注入)を備えたソフトウェア、フレームワーク。 最近ではAOP機能も備えているのが普通になってきているので、DIxAOP コンテナとも呼ばれます。