倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

いろいろ Clojure セット - IntelliJ IDEA 編 - (4) その他の設定・ツール

IntelliJ IDEA をアップグレードしたら La Clojure が動かなくなったのでちょっと放置気味でしたが、気を取り直して La Clojure 最後の記事を。 La Clojure で設定できる項目と、IDEA 上で REPL を使う方法を見ていきます。

設定可能項目


IntelliJ IDEA で設定したいときにとりあえず開く「Settngs」*1で、La Clojure によって追加された項目を見てみましょう。 「Settings」を開くには

メニュー : File → Settings

とします。 「Settings」には項目の検索機能がついているので(左上)、「clojure」で検索すると設定可能な項目が出てきます。

例えば「Project Settings」の Clojure にある「Rainbow parentheses」にチェックを入れてみると・・・


エディタで Clojure コードを開くと以下のように括弧が虹色で表示されるようになります:

ちなみにコードは『プログラミングClojure』より。

REPL を使う


La Clojure をインストールしておくと、IDEA 上で REPL (read-eval-print loop) を使うことができます。 まずは起動から。

REPL を起動

REPL は以下のようにして起動することができます:

メニュー : Tools → Start Clojure Console






起動すると、画面下部に実行コンソールが表示されます。 通常の REPL と同じように「user=>」の後にコードを書いていきます。

REPL で実行

REPL を起動すると普通にコードを入力して実行していけばいいんですが、Clojure プロジェクトにソースとして書いたコードを REPL 上で実行したい時があります。 そういう場合には対象となるファイルをエディタで開いてフォーカスをあて*2

メニュー : Tools → Clojure REPL

でいくつかの操作が行えます:




選択可能な操作は

  • Load file to REPL・・・選択されているファイルを REPL に読み込む
  • Run selected text in REPL・・・(テキストが選択されている前提で)選択されたテキストを REPL で実行する
  • Execute last S-expression in REPL
  • Run Top S-expression in REPL

です。 後半2つは S-expression というものに関連してるようですが、初心者の拙者には S-expression がよくわからんのでスルー。 S-expression は Lisp に始まる伝統的な何かのようですな(S-expression)。

Editor


「Tools」以外に Clojure 関連のメニューが追加されてるのは「Editor」あたりのようです。

選択可能な操作には以下のようなものがあります

  • Barf Backwards
  • Barf Forwards
  • Slurp Backwards
  • Slurp Forwards
  • Splice S-expression

が、機能は試してませぇん。

プログラミングClojure 第2版

プログラミングClojure 第2版

プログラミングClojure

プログラミングClojure

*1:Eclipse の「Preferences」

*2:REPL が起動している前提で。