西尾維新『零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)』を読んでみた。
この巻は「二十人目の地獄」、「自殺志願(マインドレンデル)」こと零崎双識(ぜろざきそうしき)のお話。 いやまぁ、無桐伊織(むとういおり)の覚醒の話でもありますけど。
マインドレンデルさん主人公の巻の割には、苦戦続きですねぇ。 《匂宮》(におうのみや)の分家、《早蕨》(さわらび)ごときにえらく手こずっちゃって、まぁ。 《早蕨》の三兄弟が例外に強かったんですかねぇ。
レンデルさんの象徴とも言える武器の大鋏。 表紙を見るにかなり大きなものかと思ってたら、スーツの裏に隠せる程度の大きさなんですね。 レンデルさんの体躯自体は大きいので、普通の人にしてみてば大きい武器なのかも知れないけど、黒執事のグレル・サトクリフ(鋏バージョン)や、パンプキン・シザーズのランデル・オーランドみたいなのを想像してたので、ちょっとイメージ違ったね。 でかいと持ち運びに困るから仕方ないけど。
レンちゃん、「死色の真紅」出てきたときはナカナカかわゆいリアクション。 零崎の筆頭でもあこまで必死に逃げないといけないんですねぇ。 恐るべし「死色の真紅」。 それが現実と合致してるのかどうかは分かんないけど。
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/02/05
- メディア: 新書
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目次
第零話 零崎双識
第一話 無桐伊織(1)
第二話 無桐伊織(2)
第三話 早蕨薙真(1)
第四話 早蕨薙真(2)
第五話 早蕨刃渡(1)
第六話 死色の真紅(1)
第七話 死色の真紅(2)
第八話 早蕨刃渡(2)
第九話 早蕨刃渡(3)
第十話 零崎人識
第終話 零崎舞識