『刀語 第三話 千刀・ツルギ』読了。
今月の蒐集対象は『千刀・金殺(せんとう・つるぎ)』。 全く同質の刀が千本。 究極の使い捨て刀。 といっても千本ちゃんと残ってるようだけど。
とがめが推理した、最初の一本の見分け方。 個人的には目印を付けるなら、鞘ではなく刃の柄に隠れた部分(名称が分からん)をまず疑うと思うけど。 名工の作などは、ここに彫りをいれるだろうし。 まぁ、ストーリー的にはどうでもいいことだけど。
今回は、七花の内面というか、個性の無さというものが浮き彫りにされてた感じ。
まにわに頭領が一人、喰鮫は・・・完全にやられキャラ。
虚刀流・一の奥義『鏡花水月(きょうかすいげつ)*1』。 下半身は、根が生えたが如くがっちりと構え、その無動を反動に、引き千切れんばかりの腰の捻りで生み出す破壊力。 一の構え「鈴蘭(すずらん)」から繰り出す、一本の掌底。 (3話の時点で)七花の使用しうる最速の技!
第三話 千刀・金殺(セントウ・ツルギ) 目次
- 序章
- 一章―三途神社(さんずじんじゃ)
- 二章―敦賀迷彩(つるがめいさい)
- 三章―真庭喰鮫(まにわくいざめ)
- 四章―千刀流(せんとうりゅう)
- 終章
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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*1:[1] 見ることはできても、手に取ることはできない物のたとえ。 [2] 感知できても言葉で表せない、深いおもむき。 (旺文社『標準漢和辞典』より)