『ニュースが伝えない政治と官僚 (青春新書INTELLIGENCE)』読了。
「そこまで言って委員会」や「TV タックル」でおなじみの三宅久之氏の著作。 TV で議論が白熱した時の激しさとは違った、物腰穏やかそうな感じ(笑)の文章で読みやすいですね。 結構、中高生くらいが読むといい感じなんじゃないでしょうか?
内容としては、国会、内閣などの国家機関や、民主主義に必須の選挙制度の実際などが書かれてます。 そんなに個々の話に深入りはせず、全体的にザッっと書いてある感じ。 三権分立や選挙制度の基本的な知識は前提として、「でも実際は・・・」ってのにしぼって書いてあるからそう感じるだけなのかな。
国会は(唯一の)立法機関なのに議員立法がなかなか成立しないのか?とか、正当防衛は「自分または他人の権利を守るために実力を用いることができる」のに、なぜ日本に集団的自衛権が(実質的に)ないのか?とかは、改めて聞くと確かに「ナゼ?」と考えさせられるところ。
ニュースが伝えない政治と官僚 (青春新書INTELLIGENCE)
- 作者: 三宅久之
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2009/11/03
- メディア: 新書
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