『アレルギーはなぜ起こるか―ヒトを傷つける過剰な免疫反応のしくみ (ブルーバックス)』読了。
前半の「喘息」と「アトピー性皮膚炎」でかなり挫折しかけた。 実際にこれらで悩んでいる人、もしくはそういう人が身近にいる人が読むと役に立つかと。
アレルギー体質にならないためもしくは改善するために、身を清潔な環境に置くかある程度埃などがある環境に置くかなどの判断が、現実的に書かれておりまする。
あとは、コラムで『化学物質過敏症』についてもチラッと書かれてます。 基本的には「アレルギー学者」というより「心理学者」「神経学者」が扱う分野とのこと。 ちなみに、きちんと研究報告に基づいた話とのこと。
『化学物質過敏症』って、とりあえず名前が良くない。 この世のモノ全て「化学物質」なんだから、「化学物質過敏症」っていわれると「この世アレルギー」みたく感じてしまう*1。
アレルギーはなぜ起こるか―ヒトを傷つける過剰な免疫反応のしくみ (ブルーバックス)
- 作者: 斎藤博久
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/22
- メディア: 新書
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*1:「過敏症」と「アレルギー」とは別物だそうですが、ここではあまり気にしないで下さい。