『光合成とはなにか―生命システムを支える力 (ブルーバックス)』読了。
光合成って、案外分かってないことが多いんですね。 中学校や小学校から名前や大まかな働きはよく出てくるので、既にほとんどのことが解明されているのかと思っていましたが。
前半から中盤にかけての「第4章 エネルギーの変換」のあたりはかなり山場ですが、そのあたりを越えると比較的スムーズに読み進めていけます。 というか、高校の生物で学習するような内容が結構でてます。
光合成関連の研究で「ノーベル賞」をとったのが10個ほどあるとのことなので、光合成も結構内容豊富な現象 (?) なんだなぁと。 最近、「環境」、「温暖化ガス」などが注目されているので、それ関連で光合成を応用した技術なんてのが出てくれば、またノーベル賞出るんじゃ?なんて短絡な素人考えをしてたら、「人工光合成はまだまだ無理そう」ってなことがきちんと書かれてたおりました・・・
光合成とはなにか―生命システムを支える力 (ブルーバックス)
- 作者: 園池公毅
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/09/19
- メディア: 新書
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