『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈14〉 (電撃文庫)』読了。
今回のラスボスは『神の右席』左方のテッラ。 これまた四天王的なキャラにありがちな凶悪キャラ系(笑) 『右』が前後左右のなかで最も強いであろう名前で、「左方」って時点で、右席の中では一番弱い奴なのかな?と思ってみたり。 ってことは「右席の右方」フィアンマってどんな強さなんだろう?とビビってみたり。
今回は『神の右席』に加えて、『幻想殺し』についても少し謎が解明されそうでしたが、テッラの不甲斐なさのせい (?) で結局分からずじまい。 「幻想殺し」は「あらゆる魔術を問答無用で打ち消し」てしまい、また「右手に備わっている」ってことが、その正体のヒントらしいんだけど。 他にも「上条」と「神上」(と「神浄」)ってのもヒントになるんでしょう。 この巻以外で出てきた「幻想殺し」のヒントになりそうなのは、2巻で「右腕を切り落とされたときに・・・」ってくらいかな。 それを踏まえてちょっと「予想」してみよう。
そういえば、「レベル6」への道を歩み始めたっぽい「一方通行」は、少し登場しただけで、あまり活躍せず。 次巻で活躍してるようなので、そちらに期待。 「親船」は統括理事と学園都市の先生の2人は親子っぽいですが、後の方では全く出てこず。 伏線出しっぱなしで終わりかい(こちらも次巻に出てきてるっぽいですけど)。
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/11/08
- メディア: 文庫
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目次(括弧内は拙者による直訳)
- 序章 『あまりにも暗い聖堂』 Bread_and_Wine. (パンとワイン)
- 第一章 『早すぎる変化の速度』 In_a_Long_Distance_Country. (とても遠い国で)
- 第二章 『決定打となる引き金』 Muzzle_of_a_Gun. (銃口)
- 第三章 『魔術師から遠いもの』 Power_Instigation.(力による教唆)
- 第四章 『空を覆う鋼鉄の群れ』 Cruel_Troopers. (無慈悲な軍勢)
- 終章 『その解は次の謎へと』 Question. (問題)
裏表紙は『Document of Constantine (C文書)』。