『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉 (電撃文庫)』読了。
最後まで読むと、姫神秋沙(ひめがみあいさ)がヒロインだったのかな?と思わせる終わり方。 というか、姫神ちゃんなかなかカワイイじゃないですか。
結局、最後まで「追跡封じ*1」との対決でした。 「告解の火曜*2」とも対決するのかと思いきや、逃げていっちゃいました。 南無。
「星が立体的に配置しているので、1歩でも動けば星座の形が変わる。 そのために魔術が暴走することがある」ってな話がありましたが、地球が結構なスピードで自転や公転をしているということを考えると、魔術なんて使えなくなってしまう気がするんですが。 地球の自転の速度は秒速約500mなので、1歩2歩ずれてはいけないような精密さを地球上で実現するのはハッキリ言って神業! 「自転や公転は周期的な運動なので予測が出来る」って可能性もありますが、1mもずれずに同じ運動をしているわけではない・・・ まてよ、だからこそ、現実世界では魔術が使えないのかな?
そういえば、姫神秋沙が「追跡封じ」重傷を負わされたとき、「吸血殺し*3」を封じる結界は壊れていたので、吸血鬼が引き寄せられてきてもおかしくなかったはず(それを防ぐための結界)。 学園都市の周りには魔術師も待機していたので、そこいらで何か戦いが勃発してたりしなかったんでしょうか。
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
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目次(括弧内は拙者による直訳)
- 第五章 『緊張の糸の上の休憩時間』 Resumption_of_Hostilities. (戦闘再開)
- 第六章 『追撃の再開とその終わり』 Accidental_Firing. (偶発的な攻撃)
- 第七章 『倒すべき敵、守るべき者』 Parabolic_Antenna. (パラボラアンテナ)
- 第八章 『右の拳を握り締める理由』 Light_of_a_Night_Sky. (夜空の光)
- 終章 『終わった後に待つもの達』 Those_Who_Hold_Out_a_Hand. (手を差しのべる人々)
裏表紙は『オリアナ=トムソンの単語帳(金属リングなし)』。