倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

Effective Java 第2版

Joshua Bloch 著『Effective Java 第2版 (The Java Series)』読了。

Java SE 5 から導入された Generics, Enum, Annotation, concurrency をはじめ、for-each ループ, Auto Boxing/Unboxing などを使用する際の注意点などにも言及されてます。 ただし、内容は全般的に Java にかなり詳しくないと、書かれていることがなかなか理解しがたいですね。

Generics に関しては、導入当初試行錯誤して見いだした使い方もあれば、全く気にも留めなかった注意点もあり、なかなか興味深く読めました。 ワイルドカードを使用する際の「PECS (producer-extends, consumer-super)」もしくは「Get & Put 原則」は実践で使えるようにもっと理解せねば!

Enum は第1版に書かれていた「タイプセーフ enum」パターンを enum で書き換えたようなものです。 「タイプセーフ enum」の有用性が Java の言語使用に反映された結果でしょう。

第1版にも書かれていた内容ですが、インターフェース Clonable, Serializable を扱うならこの書籍は必須本。 というか、この本を読むとなるべく使わないようにしようと思うでしょう(笑) 最後に出てきた「シリアライズ・プロキシ・パターン (serialization proxy pattern)」は、読み流した程度ですが、かなり有難味がありそうなパターンのようで。 似たような方法を Clonable にも出来よう出来ないんでしょうか?

Effective Java 第2版 (The Java Series)

Effective Java 第2版 (The Java Series)