『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)』読了。
アニメとストーリーが少々違っていたので(特に最初の方)、今までの(アニメでストーリーを知ってた)巻とは違った感じで読めました。 「超能力」と「二重人格」のようなシステム的な話もチラッと出てきてたところも良し*1。
アニメでは、写真や写メには「入れ替わっていない本当の人間」が写るって設定でしたが、原作では写真はおろか、「世の中の全てのデータまでもが入れ替わってしまう」という設定だったようで。 でも、それだとどうやって「上条刀夜が入れ替わっていない」ということが分かったんだい? 夏休み初っぱなに記憶喪失になった後、この旅行に来るまでに上条刀夜の顔を知っていたってことでしょうか。 別におかしくは無いけど。
『エンゼルフォール*2』って、見た目が入れ替わっているだけなのかと思ったら、見た目の本人が他の人の役割を演じているって感じだったのね。 解除されてしまえば結果は同じようだけど。 ただ、記憶以外はどうなるんだろう? 例えば上条刀夜と、インデックスの姿をした上条詩菜が夜の営みを行った場合、エンゼルフォールが解除されれば、記憶としては夫婦として営みを行っただけだけど、肉体的には・・・
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/12
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (145件) を見る
目次
- 序章 『現実世界のパラレルワールド』
- 第一章 『魔術世界のヘクスサスペクト』
- 第二章 『戦闘世界のディティクティブ』
- 第三章 『有害世界のエンゼルフォール』
- 第四章 『単一世界のラストウィザード』
- 終章 『日常世界のマイベトレイヤー』
裏表紙は『式神南ノ赤式(すざく)』。