倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

そこまで言って委員会 2009.2.15 『沖縄集団自決』と『自衛隊』

今回のテーマは『沖縄集団自決』と『自衛隊』。 この番組の十八番。 ナカナカ面白かったですね。 以前の『国防スペシャル』と併せて DVD 化決定では?

ゲスト

「沖縄集団自決問題」教科書にどのように明記しますか?

パネラー 答え
桂ざこば 分からない
三宅久之 民間人の中にも自決した者もあった
田母神俊雄 米軍の行動の話を聞いて米軍を恐れ自ら命を絶つ人達もいた
筆坂秀世 沖縄の地上戦では集団自決に追い込まれた人々が少なくなかった
山口もえ 自国の良き所も悪き所も教えるべきです
田嶋陽子 「軍官民共生共死の一体化」が日本軍の方針だった
勝谷誠彦 注記で著名入りの証言を載せる
宮崎哲弥 専門家の皆さんのお話を聞いてから・・・

ゲストの答えも。

ゲスト 軍の強制あり or 軍の強制なし 答え
小牧薫 軍の強制あり 日本軍によって集団で「自決」と「殺し合い」を強いられた
高嶋伸欣 軍の強制あり 日本軍によって強制集団死へ追い込まれた例も少なくない
惠隆之介 軍の強制なし 事実でないことを明記してはイカン!

導入 VTR で取り上げられていた書籍
沖縄ノート (岩波新書) 沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実―日本軍の住民自決命令はなかった! (ワックBUNKO) 母の遺したもの―沖縄・座間味島「集団自決」の新しい事実
田嶋氏が引用していた書籍

生と死・いのちの証言 沖縄戦

生と死・いのちの証言 沖縄戦

田嶋氏は何度か「事実を知りたい」と発言してましたが、『自分の中で既に決まっている者でなければ「事実」と認定しない』ようですね。

教科書って「学習教材」なんだから、議論が分かれていてどちらが正しいか分からないなら、賛成・反対、両方の主張を載せればいいじゃないの。 というより、両方載せなきゃイカンでしょ。 教える側の教師は教え方が難しくなるかも知れないけど。

“自衛隊の役割”今後どうすべき?

パネラー 答え
桂ざこば 今のままで日本国を守れるか?
三宅久之 憲法改正がない限り“役割”と言っても・・・
田母神俊雄 我が国に対する侵略抑止力と国際社会の治安維持
筆坂秀世 今のままで良い(憲法変えずに剛健を・・・)
山口もえ 農業を教える
田嶋陽子 国債レスキュー隊にする
勝谷誠彦 ここでもグローバルスタンダードでしょ(笑)
宮崎哲弥 「国防」という任務を全うできるような軍事組織になるべき
ゲスト 答え
小牧薫 憲法“改正”ヌキでは考えられない
高嶋伸欣 そもそも自衛隊の“存在”が・・・
惠隆之介 ボーイスカウトではない武装集団としての貢献

WE CAN 自衛官

小牧氏が「国民の命や財産を守るのは警察」ってな話をしてましたが、国防を警察に任せるなんてどう考えてもおかしな話。 工作員数人とか不審船1隻とかだったらともかく、国家規模もしくはテロ集団の侵略などに対処なんてできんでしょ。 以前の「国防スペシャル」で、警察は国内法の下に取り締まりを行い、自衛隊は国内法の外で国を守るというような話が出てきてましたが、これが結構分かりやすい役割分担かと。

戦後、日本が侵略*1を受けなかったのは「憲法9条」のためってな話がありますが、どう考えても「日米安保」のおかげでしょ。 そもそも、「憲法9条」って外国にどの程度認識されているのかが分からない。 スイスの「永世中立国」ってのと比べると、遙かに知名度が低い気がしてならない。

高嶋伸欣の話にあった「昭和天皇日米安保」の話で、三宅氏が最初反対していたことに対して番組中で「それもあり得る」という立場に変わったのは、意外というか、番組初の出来事だったんでは?

昭和天皇・マッカーサー会見 (岩波現代文庫)

昭和天皇・マッカーサー会見 (岩波現代文庫)

あなたの「自己防衛」教えて下さい!

パネラー 答え
桂ざこば 自分の勘を信じる
三宅久之 君子危うきに近寄らず
田母神俊雄 毎朝6km走る
筆坂秀世 コメンテーターを信じない
山口もえ アクセサリーの隠し場所
田嶋陽子 食事管理と脳管理
勝谷誠彦 語らない!!
宮崎哲弥 最小限の老後の資金

田母神氏が「健康のためなら死んでもいい」とギャグをかましてスベってました(笑) (筆坂氏のせい。) そういえば、以前『そこまで病んで委員会』で、精神科医の小田晋教授が「何が一番健康に悪いか?」というような話で「生きてることが一番健康に悪い」みたいなことを言っていたような気が。 そっちは結構ウケてました(笑)

*1:北朝鮮の工作員とかが不法入国してるのを侵略と考えなければ、ですが。