山井教雄著『まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)』読了。
「まんが」と銘打ってても、あまり吹き出しがないので、どっちがアリでどっちがニッシムなのか、3分の2くらい読むまで覚えられなかった(笑)
この本、パレスチナ問題の歴史を最も分かりやすく書いてる本ではないでしょうか?ってくらい分かりやすく、平易に書いてくれてます。 一読の価値有り。
ところで、ユダヤ教やイスラム教の神が描かれてるような、描かれてないような・・・
83ページに「宗教は伝染病」ってな話がありましたが、言い得て妙。 外国人はこれを聞いたら怒るだろうけど、まぁ、猫の言葉ってことで。 宗教は、オオモトは人を幸せにするためのもののはずなのに、宗教対立による紛争で人々が不幸になっているのは悲しい現実*1。
P.S. 巻末の年表、アメリカやイスラエルの大統領、首相の人に就いている人が一目で分かるように書いてくれてれば、なお良かったかと(スペースなさげですが)。 自分でやれば理解が深まるかな?
- 作者: 山井教雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/01/19
- メディア: 新書
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