倭マン's BLOG

くだらない日々の日記書いてます。 たまにプログラミング関連の記事書いてます。 書いてます。

ライトノベル

君がため、産み落とされたバケモノだ。

西尾維新『猫物語 (白) (講談社BOX)』を猫パーセント趣味で読んでみた。第懇話 つばさタイガー。 委員長の中の委員長、羽川翼(はねかわつばさ)の、「第五話 つばさキャット」、「第禁話 つばさファミリー」に続く3つ目にして最後のエピソード。 新に魅入ら…

人類のあまりの無軌道さに、見よ、地球がこうも青ざめている

西尾維新『零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)』を読んでみた。表紙が零崎双識風なので予想はついたけど、人識君、双識に変装しております。 まぁ、その原因は敵の間抜けさなのですが。その間抜けな敵たちは「呪い名」の寄せ集め6名から…

クラシックとは、本来一級という意味だ。 そのような作品が古典にしか存在しないから、それらがイコールで結ばれたに過ぎない

西尾維新『零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス)』を読んでみた。零崎一賊最強とも言われる零崎曲識(ぜろざきまがしき)のオムニバス形式ストーリー・・・悪くない。「ランドセルランドの戦い」。 匂宮出夢、凄すぎ。 曲識も凄すぎ。 双識、人識、微妙。「…

嫌なことは嫌々やれ 好きなことは好きなようにやれ

西尾維新『零崎軋識の人間ノック (講談社ノベルス)』を読んでみた。この巻はオムニバス形式で、それぞれのエピソードに関連性がないわけではないけれど、基本的には独立してます。 また、前巻では基本的に零崎双識(ぜろざきそしき)が大活躍でしたが、この…

禁書目録22

鎌池和馬『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈22〉 (電撃文庫)』を読んでみた。ロシア編終結! 加えて言うなら神の右席編終結! 後方のアックアや右方のフィアンマの桁違いの強さからして、「禁書目録も終わりに近いか?」と感じていましたが、まぁ、まだ…

戯言シリーズ・人間シリーズ年表

西尾維新『人間シリーズ』のエピソードの時系列がよく分からなくなってきたので、ちょっとまとめてみました。 目安のため、『戯言シリーズ』も一応載せてます。 あんまり厳密ではありませんが。 年月 出来事 戯言シリーズ 人間シリーズ 登場人物年齢 10年前 …

『才能』と『性質』、確かに似たようなものではあるけど、前者は育て上げるものであり後者は押さえつけるものであるという歴然たる違いを無視してはいけない。

西尾維新『零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)』を読んでみた。この巻は「二十人目の地獄」、「自殺志願(マインドレンデル)」こと零崎双識(ぜろざきそうしき)のお話。 いやまぁ、無桐伊織(むとういおり)の覚醒の話でもありますけど。マインドレンデ…

狼少年は狼が来るって嘘をついてたんでしょ? いーちゃんは、狼なんていないって嘘をついてたんだよ。 その違いって、結構なんか、どーでもいいことのようで、決定的だよね。

西尾維新『ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)』を読んでみた。ネコソギラジカル完結。 アトガキには、「ハッピーエンドってどうなの?」みたいなことが書かれてましたが、この話はハッピーエンドのうちに含まれてる気がする。ところ…

やって後悔するのとやらずに後悔するのならやって後悔する方を選ぶ―ではやって後悔しないのとやらずに後悔しないのとでは、どちらを選ぶ?

西尾維新『ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種 (講談社文庫)』を読んでみた。ネコソギラジカルの上・中・下が「序破急」なら、まさに「破」というべき巻。 「橙なる種(だいだいなるしゅ)」の圧倒的強さは、辿り着くところまで辿り着いた「人類最終…

やりたいことをやろうとするとやりたくないこともやらなくちゃいけなくてやりたくないことをやらずにいるとやりたいことがやれなくなる。

西尾維新『ネコソギラジカル(上) 十三階段 (講談社文庫)』を読んでみた。3巻で1000ページくらいかと思ってたら、1冊600ページくらいあるので3冊で1800ページ(^ ^;) まぁ、ページを捲る手はなかなか止まらないので、あとは体力勝負ってところかな。さてさて、…

人の死は、その人だけのもの。他人が感情移入してごちゃごちゃ言うのが度を過ぎると、みっともないだけだ。

西尾維新『ヒトクイマジカル (講談社文庫)』を読んでみた。ブッ、ブ厚い! 約750ページ! 単純に読みにくい(笑) ページ数的には2冊に分けても良さそうなモンだけど、内容的には1冊目が全く事件起こらないで終わってしまうので仕方ないかな。ストーリー的に…

戯言遣いの本名は?

西尾維新『クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社文庫)』を読んでみた。以前に先走って『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)』を読んだとき、萩原子荻(はぎわらしおぎ)や西条玉藻(さいじょうたまも)の活躍が縷々と書かれてい…

禁書目録21

鎌池和馬『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈21〉 (電撃文庫)』を読んでみた。今回はロシア編の続き。 「第3次世界大戦」もさることながら、あっちこっちで主要キャラのバトルが勃々発々。 予想通りというか何というか、この間だけではロシア編は収束せ…

一人殺せば殺人者だが何百万人殺せば征服者になれる。全滅させれば神だ。

西尾維新『サイコロジカル 上 (講談社文庫 に 32-4 西尾維新文庫)』『サイコロジカル 下 (講談社文庫 に 32-5 西尾維新文庫)』を読んでみた。初っぱなから「戯言遣い」と兎吊木垓輔(うつりぎがいすけ)の対話から。 対話というより、兎吊木の一方的な攻めで…

「普通ってなんだと思う?」「知らねーさ。不都合の略かなんかじゃねーのか?」

西尾維新『零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)』を読んでみた。『人間関係シリーズ』は本編読んでからにしようかと思ってたけど、どうも、『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)』で起こっていた京都通り魔事件の真相…

知らぬまに、落ちているのが初恋だ。

西尾維新『猫物語 (黒) (講談社BOX)』を読んでみた。この巻は『傷物語』に続いて、『化物語』中で語られていた伏線エピソードを回収するお話。 『傷物語』は春休みに阿良々木暦が吸血鬼に襲われた「こよみヴァンプ」というエピソードでしたが(祝・アニメ化…

結局 X/Y の意味が分からないオレ

西尾維新『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)』を読んでみた。 今回は文庫版で。殺人のトリック自体は「まぁ、それなり」って感じで、読んでて「犯人はコイツかな?」みたいな目星はつくけど、むしろそれを思いつつ、また、主人公である…

「この作者は天才だ!」

とはさすがに絶叫しなかったけど、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)』を読んでみた。 『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)』を読んで、世界観が全然分からなかったので『クビ〜』へ原点回帰。 なんか、結構…

「強いってどういうことですか?」 「それを考えなくなることだ」

西尾維新『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)』を読んでみた。零崎人識(ぜろざきひとしき)と匂宮出夢(におうのみやいずむ)との関係―「敵対関係」。「戯言シリーズ」ってのがあるそうだけど、そっちを全く読まないまま読むと、「完全…

バカとテストと召喚獣 1〜7.5

流行りに乗って、『バカテス』を読む。『.5』が多いので、エピソードの時系列を整理。 水無月小学校5年 「雄二と翔子と幼い思い出」【6.5巻】 1年 「ウチと日本と知らない言葉」【7.5巻】 「バカとテストと召喚獣〜予習編〜」【3.5巻】・・・島田葉月登場。 …

禁書目録20

『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈20〉 (電撃文庫)』読了。今回はロシア編。 つーか、初っぱなから「第3次世界大戦」が勃発しとる(笑) 学園都市とロシアが交差する! イギリスとフランスが交差する! 銃弾と銃弾が交差する! 神の右席と神の右席が交…

これぞ豪華絢爛戦国図屏風、真庭忍軍ただいま見参!

西尾維新著『真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺 (講談社BOX)』読了。『刀語』からのスピンオフ作品。 真庭狂犬(これは『刀語』に出ていたのと同一人物)が観察者となって、戦国時代の真庭の里の忍者達とお話を紡ぐ語り。掲載内容…

刀語 スピンオフ

『刀語』のスピンオフ作品 真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺 (講談社BOX)作者: 西尾維新,竹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/12/02メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (68件) を…

刀語

刀語読了! アニメも楽しみ。 刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/10メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 103回この商品を含むブログ (262件) を見る 刀語 第二話 斬刀・鈍 (講談社BOX)作者: 西尾…

あんたがいなきゃ、おれなんて―すぐに死んでたよ。すぐに折れて曲がって―錆びて、終わってたよ

西尾維新著『刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)』読了。今回の蒐集対象?は「炎刀・銃(えんとう・じゅう)」。 現代の言葉で言えば、「回転式連発拳銃」と「自動式連発拳銃」。 既に蒐集する必要なくなっちゃったけど。 一応、蒐集対…

おれの父親は―親父だけだよ

西尾維新著『刀語 第十一話 毒刀・鍍 (ドクトウ・メッキ) (講談社BOX)』読了。今回の蒐集対象は「毒刀・鍍(どくとう・めっき)」。 最も刀の毒性の強い変体刀。 王刀・鋸の真逆の性質っす。 招集対象はまにわに最強の真庭鳳凰。 って言っても、鍍の「最強の…

とがめはそもそも、幸せなんて求めちゃいないよ

西尾維新著『刀語 第十話 誠刀・銓 (講談社BOX)』読了。今回の蒐集対象は「誠刀・銓(せいとう・はかり)」。 人を斬る刀ではなく己を斬る刀―己を試す刀。 己を知る刀。 要は、己自身を測る刀、だそうで。 形は刃がなく、柄と鍔のみ。 『幽☆遊☆白書』で桑原…

この二十年の間に本当に無名になっちまったんだな、虚刀流って

西尾維新著『刀語 第九話 王刀・鋸 (講談社BOX)』読了。今回の蒐集対象は「王刀・鋸(おうとう・のこぎり)」。 ってか、木刀じゃん! よりによって、木刀に「のこぎり」て(笑) この刀の所有者への効果は、(刀の)毒気を抜く解毒効果「王刀楽土(おうとう…

存在そのものが居ながらにして一本の日本刀―それがこのおれ、鑢七花だ

西尾維新著『刀語 第八話 微刀・釵 (カンザシ) (講談社BOX)』読了。今回の蒐集対象は「微刀・釵(びとう・かんざし)」。 「釵」は十手のような沖縄の武具・サイも意味する。 サイがかんざしの形に似ているからサイに「釵」という漢字を当てたんだっけ? ま…

おれはとがめのために戦うって決めたんだ。それがおれのためでもある

西尾維新著『刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)』読了。今回の蒐集対象は「悪刀・鐚(あくとう・びた)」。 雷を帯びたこの刀(形はクナイ風)を電極の如く身体の中央に差し込むことによって、その人間を強制的に癒す力を持つ。 要は、無理…